第4話

先生と秘密のノート♥️
487
2018/08/01 15:27
それからまた一週間が経ったある日の昼休憩。 
西本先生
あなた
パコン!
とノートのようなもので西本先生に叩かれた。
あなた

いった

西本先生
春野先生からだ
あなた

・・・?

先生とは、進歩なし。

でも、ぬいぐるみの『くーちゃん』は鞄についている。
ノートの題名は『歓迎会用ノート』と書いてあった。
春野先生
春野先生
『忙しくて話ができなくてすまない。  

LINEでもいいんだが・・歓迎会の事で話がある。

読んだら、返事をください』
先生自筆の言葉が、ノートに書かれていた。
あなた

『どうしたんですか?』

それだけ書いて、指定の場所においた。

指定の場所は、保健室の机の上。

私に帰ってくるときは、くつ箱に入ってる。
春野先生
春野先生
『放課後。来てくれ』
それだけ書いてあった。
  







ー放課後ー
あなた

失礼します

春野先生
春野先生
ああ、
あなた

どうしたんですか?

春野先生
春野先生
まあ、座れ
先生の真ん前の椅子に座った。
春野先生
春野先生
歓迎会の事なんだが、来週になった。

話すだけじゃ記録が残らないと思って、ノートを用意した。
あなた

はい・・・、ク、クスクス。

と、笑ってしまった。
春野先生
春野先生
な、なんだ?
あなた

先生・・早くてなに言ってるかわかんない

春野先生
春野先生
えっ?あ・・・アハハ。
二人で大笑いした。



数分後。

ノートを先生の横で書いていた。
春野先生
春野先生
はあ・・・落書きしすぎだ
あなた

えー?いいじゃん♪

先生とはすっかり仲良くなった。
あなた

バレたらクビ?これ

春野先生
春野先生
当たり前
あなた

じゃあこれ!先生と秘密のノートだ♪

春野先生
春野先生
えっ?なにそれ。
クスクス。と先生は笑った。
あなた

あ、もうこんな時間。

行かなきゃ。バイバイ先生♪

春野先生
春野先生
ああ。気を付けて帰れよ
ノートを置いて保健室を出た。

~駅~
廉くん
よお。あなた
あなた

れ、廉くん!?

廉くん
そんなに驚くなよ。今日泊めて
と、満員電車に乗りながらそう言われた。
あなた

えっ!?ダメ

廉くん
なんでだよ
あなた

・・成美いるし

廉くん
チッ。いいじゃん!な?

・・・それより・・・
ギュッ、と抱き締められた。
あなた

ちょっと・・なにす・・・

廉くん
黙れ、後ろに痴漢がいる
と、耳打ちされた。
あなた

・・・

私は、廉君にドアに押し付けられたまま電車に乗っていった。
プッシューーーーー!

と、私たちがおりる駅になって二人でお茶することになった。
あなた

・・早くしないとお迎え行かなきゃいけないし

廉くん
今日泊めて!な?
あなた

ダメって言ってるでしょ!

廉くん
チッ。成美はいいって言ってたし、

顔が一緒でも、性格は違うな~なー
あなた

・・わかったよ

と、仕方なく返事した。  


それから可鈴を迎えに行って家に帰った。
成美
おかえ・・・り
廉くん
よっす
成美
な、なんでいるの?
あなた

1日泊めてって

廉くん
て事でよろしく
と、廉くんは椅子に座った。
あなた

すぐご飯にするね

ご飯の支度を始めた。




~その夜~

夜ご飯を食べた後。

プルプル・・・・・・、
あなた

はい、あなたです

春野先生
春野先生
あなたか?
あなた

先生?

春野先生
春野先生
廉そっちにいるか?
あなた

はい・・・いますけど

春野先生
春野先生
家出したんだ。アイツ、
あなた

ええ?

春野先生
春野先生
すまんが、明日保健室に連れて来てくれるか?
あなた

はい・・・

春野先生
春野先生
すまん
と電話が切れた。
あなた

・・・

そのまま廉くんは家に泊まった。







~先生の家~
優~♥️
春野先生
春野先生
なに?酔ってんの?
キスして
春野先生
春野先生
ごめん、今無理
春野は、ノートを広げた。
あなた

『先生へ

ぬいぐるみありがとうございました!

からあげすごく美味しかったです!

幹事一緒に頑張りましょうね♪』

と、書いてあった。
鈴は優に絡み付くように後ろから抱きついた。
なにー?
春野先生
春野先生
ううん、なんでもない
春野は服を脱いだ。



~あなたの家~

結局。みんな別々の部屋に寝て廉くんはソファーで眠る事になった。
廉くん
『あなたさー、これ入ってる?

学校全員はいてるLINE』←LINE
あなた

『はいってない・・・』

と、送ると『○○学校』というグループの誘いが来た。

『参加』を押した。


それぞれの夜。

先生は今、何してるのかな・・・、

プリ小説オーディオドラマ