入学して翌日。
教室で成美と机をくっつけて話していた。
と、成美は目を輝かして私の手を握った。
と、成美はメイクを始めた。
~数分後~
鏡を見た。すると・・・。
キーンコーンコーンカーンコーン。
担任の西本先生は、春野先生とは親友らしい。
私は、怪我をしてて保健室に向かった。
保健室を開けると、消毒の匂いがした。
カーテンが開いていて、風が吹いていた。
ベットの方から女の子のやらしい声がした。
保健室を出ようとすると・・・、
ドンッ!
と、机に当たって大きな物音を出してしまった。
シャ!
とカーテンが開いていて、服が乱れた女子ができた。
と、女の子が出ていった。
数秒後。廉くんと目があった。
廉君は、中学が一緒で成美の元彼。
と、手を持たれた。
と、言ってベットに押し付けられた。
と、口を押さえられた。
と、先生がベットのカーテンを開いた。
といって廉くんが離れて保健室を出ていった。
と、ポンッと頭を撫でられた。
先生の大きくて優しい手。
先生は、私をベットに座らせて手当てを始めた。
と、小指にはキャラクターの付いた絆創膏が張られていた。
と、先生は優しく笑った。
ポンポン。と頭を撫でられた。
先生にお礼を言って保健室を出た。
~放課後~
帰る準備をしていると、西本先生に呼び止められた。
保健室に向かった。
と、保健室のドアを開けた。
と、先生は子供みたいに笑った。
電話番号と生徒名が書いてある名簿を見せられた。
それから三時間は電話をかけていた。
と、机にうつ伏せになった。
もう外はすっかり暗くなっていた。
と、先生は笑いながらそういった。
~三十分後~
先生の車に乗って、家に向かった。
(助手席に乗らしてもらった♥️
先生は私の返事を聞いてコンビニに入った。
先生がエンジンを切ったから車をおりた。
先生はレジで、アイスカフェオレと唐揚げを頼んだ。
と、コンビニの名前のついた熊のぬいぐるみがぶら下がっていた。
再び、車に乗った。
と、カフェラテをもらった。
と先生はそう言って車を出ていった。
私は一人で待っていた。
・・・数分後・・・
ガタンッ。という音がして目が覚めた。
疲れてて眠ってしまった。
と、唐揚げを渡された。
と、先生が設定していた目的地(あなたの家)をナビが言った。
言われるままにゆっくり目を閉じた。
目を開けると、手はコンビニにあったぬいぐるみを握っていた。
と、また頭を撫でられた。
と言われて車をおりた。
その日は、ウキウキで眠れなかった。
デートではないけど、デートって思いたい夜だった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。