第15話

2,191

2021/02/26 08:05

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、、、とは言いつつも。






台本の読み合わせしたいのに、、、！！








天とのシーンが1番多いのに、話しかけるなって、、、どーしろっていうの。







ちら、と天をみると私に背をむけてイヤホンをつけて台本をみてた。






覚えてるのかな、、、







私も集中しよ。









ぶつぶついいながら覚えていると、トン、と肩がたたかれた。






「セリフ、覚えられたか？




　九条にあんなこと言われたしなー。

　俺でよかったら相手するけど？｣









「、、、みづぎざあああああああああああん｣









なんですか、あなたは神ですか天使ですか！！！








「ありがどうございまず。｣






震える声で土下座をしてお礼を言う。



「ちょ、あたま上げろって。｣







三月さんに言われて頭をあげると、、、







「げ、｣








三月さんの後ろから不機嫌オーラがでていた。








オーラを出しているのは、後ろに座っている天。








「ん？どーかしたか？｣







三月さんがうしろを向くと天はぱっ、と表情を戻した。








「い、いえなにも、、｣








三月さんが再びこちらをむくと、すんごい形相で私をみる天。









あっちが話しかけるなっていったくせに









いみわかんない、、


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