第4話

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2021/02/13 14:04
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ドラマの内容は、私が演じる主人公 佐藤ゆり が九条さん演じる 大沢廉 に思いをよせる物語 (ざっというとね)←



主人公は地味キャラだから、私の髪はツインテールに、スカートは膝したという、まさに校則守ってます女子になった。





最初のシーンは、机に座って本を読んでるゆりに廉が話しかけるところ。





私おとなしくするの得意じゃない、







それぞれ位置について、カメラがまわりだした。




制服をきた九条さんが近づいてくる。

私は本だけを見た。



『おはよ、佐藤さん。』


『お、おはよう、大沢くん、』




私が返すと、九条さんはフッと笑って向こうへ行った。


その瞬間、カットになり、一発おっけー。




九条さんまさにイケメン男子高校生、、、


制服にあってるし




ぽけーっとしてると、ガンッと軽く机が蹴られた。




「何ぼーっとしてんの。

 セリフのとこ反応ちょっと遅れたよね?

 さっきもいったけどバカなの?」



九条さんは隣の机によりかかって、私を見下ろすように言った。



さっきからバカバカバカバカって、、、!!



「わっ、私は地味キャラを演じるためにわざと反応遅らせただけです~!」


「うーそ。」



「へ、」





九条さんは私の耳元に顔を近づけて、怪しく笑って言った。





「制服姿のボクのこと、かっこいーとか思ってたんでしょう?
 ふふっ、かーわい。」


「思ってない。かわいくない。」



「、、、ボクは似合ってると思うよ。

 條森さんの制服姿。」




「は。」



びっくりして九条さんの顔をみると、嫌味たっぷりに笑っていた。



絶対嘘だ。




「冗談とかやめてください!」




ちょっとでもドキッとしてしまった自分を殴りたい((




向こうでは、エキストラの女子たちがキャーキャー騒いでいた。




「九条さんの相手役とか、條森さん羨ましすぎる~」


「それね!

 かわってほしい!」





、、、代わります?←


いや、せっかくのチャンス、代わるわけ無い!


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