あの事件が起こった翌日…
オレはいつものように明るく挨拶をした
しかしみんなは無視してる
やっぱりみんなあいつの嘘信じてるんだ…
放課後 ←早いのは小説の力
いつものようにYSPクラブに行こうとしたが
オレは退部させられたので行けなかった
じゃあ帰って寝ようと思って昇降口←これであってる? を出たら
バシャーーー
オレは上を見上げると
そして2人は帰っていった
オレはこういうことは『慣れてる』から少しくらい平気
…平気なはずだった
しかしオレは大粒の涙を流していた
信じてたのに…ずっと仲間だと思ってたのに…
オレは涙が止まらなかった
どうして神さま?
どうしてオレをいつも不幸にするの?
どうして?
つづくーーーーーーーーー
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!