IDOLiSH7は、初の武道館LIVEを“大成功“させた。
事務所からは多くのファンや報道陣が集まり、
仕事の数も増えた。
特に注目をあびたのは、センターの“七瀬陸“だ。
どうすんだこれ。。。
…取り敢えず、万理に渡しとくか。
ファンレターが入ったダンボールを落としそうになるが、
とある人物が受け止める。
なんでここに……?!
…生で見た。。。
全く陸に似てない…。(声とか髪色とか)
本当に双子か?
あぁ、やっぱ敬語苦手だ俺…!
長時間話してるとタメ語になりそう…!!
逆らえねぇ…!!
7人と九条天、雰囲気が全く違う。
彼奴らは普通に喋れるけどTRIGGERは無理だ。。。慣れないと。
…なんか意外だ。
九条天が俺に話しかけてくるなんて。
たまたまかもしれないが。
気にかけてくれるんだな。
双子ならそうか。
今日は夜まで仕事か?
分からなくもないけど…。
喋るのもう慣れたな。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。