あなたside
さっきコムドットハウスを出てテオくんの車に乗りました
『お願いします』
テオ「はいよーん」
『まじでごめんね?急に』
テオ「いいよいいよ俺も会いたかったって言ったじゃん?笑」
『良かったね会えてひゅうがとかめっちゃ嬉しそうだったよ』
テオ「いや俺あなたに会いたかったんだけど」
『…ん?何言ってんの笑』
テオ「いやー最近会ってなかったじゃん?」
『いや言っても2週間ぐらいよ?笑』
テオ「俺の感覚では2ヶ月ぐらい笑」
『何言ってんだか笑』
Saucy Dogのシンデレラボーイを聞きながら車を走らせる
テオ「明日仕事?」
『明日は休みー編集三昧かな』
テオ「酔ってる?」
『んーちょっとだけ』
テオ「んじゃ俺とドライブデートしない?」
『今から?テオくんは大丈夫?疲れてない?』
テオ「俺は全然大丈夫」
『んじゃ行きたい!』
テオ「よし、そう来た!」
という事でね
ほろ酔い気分の私とテオくんでドライブデート行きたいと思います!
テオ「しんでーれーらぼーい0時を回って」
『腕の中で私を泣かさせないで気付かないふりをしてそのまま』
テオ「つけるタバコが大嫌い~」
テオくんと大熱唱しながらドライブしてます
テオ「わたしの前だけで弱さを見せて無邪気な顔で呼んでみて」
『あなたの瞳、伏線させてー誰も見ないでいて欲しかっただけ……』
テオ「好きって言わんでも愛してもないのに瞳の奥私を捕まえて」
テオ「気付かないふりをしてそのまま騙されてあげていたの~」
この曲めっちゃ昔の私みたい
元彼にズブズブ沼ってた私
浮気してんのに別れるのが怖いから気付かないふりをしてる
昔の私は弱いなぁほんとに
テオ「まじでいい曲だよねー」
『そうだね笑この曲聞くとさ、めっちゃ泣きそうになるんだよね』
テオ「ちょっと分かる涙目にはなるよ俺も笑」
『良かった仲間が居たわ笑』
約1時間ほど車を走らせました
テオ「そろそろ帰るかー」
『そうだね』
テオ「どっか寄りたい所ある?」
『んーん大丈夫』
テオ「よし帰るか!」
『帰ろー!』
テオ「もう俺深夜テンションになったからオールで編集しようかな」
『えー私もそうしよ』
テオ「あんたは酒入ってるんだから寝なさいよ笑」
『テオくん家で飲み直そうよー』
テオ「絶対だめ!体壊すよほんとに」
『ちぇー』
テオ「今日は早く寝な?」
『今日は大人しく寝ます』
テオ「ん、いい子いい子」ナデナデ
前もだけど
テオくんは私を子供だと思ってるのか?←
そんなに撫でても意味ないっつぅの!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!