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第20話

18
藍沢
藍沢
血腫が見えないな、、
2センチ下開けてみよう
冴島
冴島
はい



あなたside


私は、何をしているのだろうか


名取も横峯も灰谷も人を
助けようとしているのに、、

私はここに座ってるだけだ



せめて…
あなた

フゥ……





血が出ていることをあえて気にせず
立ち上がる



相当出血しているのか
焦点は定まらず、視界も安定しない



フラッ
藍沢
藍沢
お前は、動くな

どのぐらい出血してるかわかるか、
本当なら動けないほどだぞ
あなた

みんなが、
人を助けようとしてるのに、
私だけ座っている訳には行きません。

せめて、ハァハァ

自分の知識にして、今後に繋げたい

横で見てる分にはいいですか?
藍沢先生。

藍沢
藍沢
ああ
藍沢先生がドリルで開けている、、

だんだんその姿がブレてくる
藍沢
藍沢
よし、見つけた
プシュ-


はぁ、終わったんだ。


私はまた、命を救えなかった。





初療室でさえ出来ていないのに、
現場に出てできるわけが無い。





まだまだ努力が足りない。





遠のきそうな意識を必死に引き止め
民家から出る






藍沢side



俺はヘリに乗り込んだ。



指示を出して回る白石





無事子供が生まれ、母親に見せている緋山


全く性格が違うふたりだが、
違うからこそ支え合える。

似てないからこそ、他人をおぎなえる



救命はチームだ





桜井、あなた

あいつは俺の知っているあなたなのか
あなた

私は医者になります。
藍沢先生を超える

私は藍沢先生のような人間には
なりたくない



憎しみのこもったあの目で言った言葉
あなた

藍沢先生、私医学部に入ったよ。
私藍沢先生みたいになれるかな〜


私ね、フライトドクターになる!!



嬉しそうな目で、俺みたいになりたい
なんて言ったあいつ



だが、



あれ以来、あいつとは会っていない。
連絡もとっていない
冴島
冴島
フフッ…藍沢先生、
今あなたのこと考えてません?
藍沢
藍沢
冴島、

あのフェローはあなたなのか?
冴島
冴島
今日は怪我してましたけど、
誰よりも頑張ってますよ、
藍沢先生に認めてもらうんだって…

今は空回りが多いし、無駄に悩むし
無茶ばっかりするし、
すぐに落ち込みますけどね。
藍沢
藍沢
そうか…
頑張っているんだな
冴島
冴島
それ、あの子に言ってあげてください
いつも反省ばっかりしているので