テヒョンは小さい頃からモテてた。
告白も沢山されてた。
こんなことは割と日常茶飯事で…
でもテヒョンは
いつもこんな風に答えて。
優しいのは分かってるし、断りきれない性格なのも知ってるけどさー
小さい頃は私テヒョンのこと好きだったから
結構これで妬いてた。
でも、私の初恋は中学校に入って終わった___
中学校にはソラっていう美人な先輩がいた。
ソラオンニって呼んで仲良くしてたけど、
テヒョンの話になると怖い人で、
テヒョンの話が出ても知らないフリをした。
そんなある日、
段々ソラオンニが怖くなってきた。
大抵想像できるから、余計怖い
___言わなきゃ、
言った、言っちゃった
ソラオンニは好きなものは絶対譲らないし、
絶対欲しがる人。
きっとソラオンニは告白する気だし、
私はもうテヒョンと仲良く出来ないのかな、
でもさすがにテヒョンが断ってくれるはずって思ってた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。