人混みの中連れ出された私は一気に店の中へ吸い込まれた
夜久「しっかり握っとけよ」
そう言うと、スピードを上げて走り出した
流石運動部だな
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夜久「ほら、着いた」
着いたのは福袋が沢山売ってるところだった
あなた「すごい多いね」
相変わらず都会ってすごい…
あなた「これ!」
私が手に取ったのは文房具の福袋
夜久「おっ!それいいじゃん」
夜久「俺もそれにしよっ!」
あなた「お揃いだ!」
すると、衛輔くんは同じ物を2個とってレジに行った
夜久「はい!」
すると、買ったうちの一つを私にくれた
あなた「えっ!?悪いよ!」
夜久「こういう時は、甘えたもん勝ちだぞ〜?」
夜久「ここは、お言葉に甘えなさい!分かった?」
あなた「ありがとう!」
夜久「そう、それでいいんだよ!」
夜久の母「ほんと、衛輔とあなたちゃんは仲良いわ」
母「そうね、嬉しい限り」
遠くからそう話す親達に私達は気づかなかったw
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!