🦁side
あれから俺たちは、ジョングクの家から、出てきた.
にしても、ジョングク変わったな.
女には、興味ないようなジョングクがあなたのことを知っていた.
いや、親しい感じだったな.
ちぇ.
思わず舌打ちをすると.
隣にいたヒョンが…
おいおい、舌打ちするなよ.
なにそんなイラついてんだ…?
だって…俺のもんなのに.
俺が機嫌悪くしたのは.
ジョングクのせいでもあり.あなたのせいでもある.
ま、すぐに手に入るだろ.
まぁーね.
俺はあなたの事が好きだ.
中学の時から.
別々になってしまってから.ずっと忘れられないんだ.
だから、彼女には、俺の物になってもらう.
ヒョン…
…どうした.
俺、こんなに自分の物にしたいって思うの初めてだよ.
そうか…
絶対、誰にも渡さないから.
だって.
ライオンは狙った獲物は逃がさないからね.
.Next
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。