あなたside
赤葦「あれ、白鳥沢の皆さんがやったって言ったらどうしますか。」
え……??
『っな…えっ…?』
赤葦「……。」
そ、そうなの…??
あれを?皆さんが…???
『えっ…それってほんとに_____』
赤葦「ごめん、嘘。笑」
『……え?』
赤葦「なんかからかいたくなっちゃったので、笑」
『え!?!?!!?』
赤葦「あはは、びっくりさせてすみません笑」
『あ、赤葦さんのバカ!!』
赤葦「ほんとすみません…笑」
よかった…
心臓が止まるところだった
ほんと心臓に悪いです…!!!!
赤葦「じゃあ練習参加してきますね」
『あ、はい!行ってらっしゃいです!』
赤葦「うんニコッ」
『///』
顔がええんだよ。赤葦さん。←
赤葦side
言えるわけない…
質問したあとちょっと後悔した
彼女の絶望的な顔
好きな人のそんな顔は見てられない
なんとか嘘で誤魔化せたけど
あんな顔みたら言えるわけないし白鳥沢の皆が羨ましいと思った
好きな人に愛されてるから
いやでも問題なのが…
今の会話を白鳥沢の皆が聞いているかどうか
聞いてたら俺の人生は終わり←
まあ聞いていないと思うけど_______
白布「ちょっと来い」
川西「……。」
終わった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。