次の日の早朝。
今日は試合の日。
きっと大丈夫！
そんなことを自分に言い聞かせていた。
私達は近くの場所に集合した。
体育館に着くと、それぞれの学校の応援幕が貼ってある。
会場は緊張の空気が凄かった。
今回の試合はトーナメント戦で、私達は12時から。
今は10時。
涼太先輩がそう言った。
すると、誰かが私の名前を呼んだ。
少し走ったし、体力は大丈夫！
そしてあっという間に12時に。
私達は応援され、コートへと向かった。
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第36話 ～32話 これに勝てば…～
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。