雄太side
病室に案内された。
ついた場所には、、
集中治療室の文字。
部屋に入ると、
さっきまで元気だったなんて
嘘みたいな姿のあなたがいた。。
沈黙が広がった。
まるで、この世界には
俺らしかいないみたいだった。
でも、こんな沈黙あなたは嫌いだ。
あなたside。
雄太?
雄太なの?
ねぇ!起きろよ自分!!
雄太と話したいんだよ!
なんでよ!!
雄太、ごめんね。
こんなことになって。
もう、、、
話せないみたい。
まだ、話したいこと沢山あるんだけどなぁ
聞いてるよ!!!
双子コーデしようよ!!!
ディズニーつれてってよ!!
行こうよ!一緒に!!!!
雄太!!!聞いてる??
なんで。
泣かないでよ!!
私だって泣きたくなっちゃう。
そうだよひどいよ。。
あれ。誰?
美羽!
優羽!
いつまで、彼氏いじりするの、、
恥ずかしいよ。
相変わらずの会話過ぎて。。
本当に私もうすぐ死ぬの?
私、喋れてないの?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。