遅いけど似非関西弁しゃぁせぬ!!(おせえ)
あと更新亀でごめんぬ🥺
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朝、囂しい音で目が覚める。
トラックが家の前を通る音だ。
盧笙「おはよう簓」
簓「…あさはやいなあ」
その顔と身長に合わないようなひらひらしたエプロン。
なんだか笑えてくるけど、そこも天然を兼ね備えたハイスペックな所として片付けてやろ
簓「んん〜…今日オフで良かった…」
そう言ったら盧笙が珈琲を出してくれた。飲みやすいようにぬるめになっている。
盧笙「今日…デート、行こか」
簓「んふふ、先に言おうとしとったのに」
出された珈琲を一口含んで飲み込んだ。
あったかい珈琲が喉を通るのがすごく心地いい。うとうとしながら朝のきらきらした日を浴びるのがすんごくすきだ。
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2時頃に家を出て
一応変装もしたんだ。
並んで歩いて、どこまでも行く。
洒落たカフェで笑いあったりとか、こういう普通のことしたいんよな
周りの目はこっちに向かっていないことをいいことになんでも出来てしまうのが少し怖いんだ。
そんで歩いて歩いて疲れて、目先にはラブホがある。
簓「はは、昼からラブホデートなぁ…」
盧笙「行くなんて言うてへんわ」
簓「…なぁ
本当に通り過ぎてもええの…?」
下手な誘い文句が口を滑らした。
もっと上手く言えればなぁ。いつもならこんな調子やないのに、
盧笙「…腹括っとき」
簓「小っ恥ずかしいわ…」
とうとう俺らは入口の前で立ち止まっているままの足を歩かせて、
そのまんま店ン中まで消えてった。
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展開思いつかなすぎて笑えてきた!!!!
ウ〜ッ!!!!
ラブホデートってえちちですよね…(突然)
しかも昼から…(???)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。