第6話

1.いそがしいひと 👨‍🏫🎋
3,118
2020/07/16 13:06
簓side 


_______〃



光栄なことに、忙しい人に成り上がった。


体を張るようなこともあるけど最大限気を使ってるつもりだけど、どうしても肌に傷がつくんや。

業界の真っ黒な人型がただれた体をもっともっと痣をつけとる気ぃする、



あーさみしい





簓「ろしょう、ただいま…

って、もう寝とるか。」



テレビがつきっぱと豆電球で微弱に照らされた部屋の中。

7畳くらいの真ん中で、机に突っ伏した盧笙が寝ていた。


盧笙「…んん…ぁ…?
ん…簓…今日は遅かったなあ」



寝起きの盧笙がぽやぽやとした声でかける声。

盧笙の高くなった体温、盧笙の着てる一回り大きいサイズの服。


全部が盧笙という恋人の存在。


すきやなぁ




簓「ろしょう、テレビもつけたままで寝たらあかんで!

その分金かかるやろ!」


盧笙「あー…?ん、簓けち…」


簓「け、けち…ぐぐ…」


盧笙「…もう寝ぇや、布団入り」



姫抱きでボスンと雑にベッドに乗っけられる。盧笙っぽくて好きやけど、えっちする時はもっとなんか、やさしい。



…なんて恥ずかしい話してるんやろうか


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