十四「あーもう…これからリハなのにっ…
うぅ…」
空却「おう十四、なにしてんだぁ?」
十四「ひゃっ!?」
急に話しかけられ、情けない声が出る。
緊張してしまい顳顬からじっとりと滲む汗が証明のように存在を引き立てさせた。
空却「ンだよ…最近変だぞ!
修行に集ちゅ…」
十四「く、空却さんがおかしいんっス!
あ、あんなことをしておいてっ…!」
空却「はァ?何言って…っ
あー…その、悪ぃとおもってる…。」
急に場が悪そうな顔をしだした空却さん。
あぁ、やっと気がついたんだな。
十四「…ずっと、忘れられなくて困ってるんス…っ」
空却「…」
十四「こんな、こんなことっ…
忘れたいのに…!」
空却「じゅーし、口貸せ」
十四「…え?
んん゙っ!?む、ッ…ひゃめ…っ!」
ちゅぽ、と音を立て深い口付けをする。
少し強引で、頬を掴まれた。
ぎゅっと目を瞑り噛み締める。
空却「…ッは…契約だって何もねーけど、
け、けじめ…つけた、から…」
珍しく弱気な空却さんがいる。
ああ、なぜか乗せられている自分がいて、なんだか…悔しい!
十四「あはは…空却さんったらもう…!
覚悟、しといてくださいね!」
空却「…ったりめーだわ!」
__________〃
なんか…うん…次から普通に脳死らぶゅらぶゅ🥺BL書きます…w
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!