第15話

廉の家
1,394
2019/03/12 09:41
永瀬廉
永瀬廉
どうぞ~
あなた
あなた
おじゃましまーす!




わぁ!

めっちゃおしゃれなんだけど!


玄関は白と木目を基調としていて、廉くんらしい。




あなた
あなた
すっごいおしゃれだね!(^o^)


私は玄関を見渡しながら廉くんの顔をチラッと見ながら言った。




永瀬廉
永瀬廉
あ、ありがと…、


廉くんはちょっと照れながら返してくれた。




私も笑顔を返した。


永瀬廉
永瀬廉
じゃあここ座っといて。
あなた
あなた
ありがとう(^^)


案内されたのは、革のソファ。


とてもおしゃれだ。





ソファに座りながら廉くんの行動を目で追った。





キッチンで…………


      何してんだろ?

何か出してくれるのかな?

お茶とか?




でも………







なんか危なかっしいな…………






嫌な予感…



ガチャーーーン!!!!




永瀬廉
永瀬廉
あぁぁーーーー
あなた
あなた
わっ!


こ……この音は…………




食器落としたでしょ?



嫌な予感、的中なんですけど……





あなた
あなた
大丈夫~~?


私はキッチンの方に駆け寄った。



そうすると、散らばったスプーンとフォークとプラスチック製のお皿らしき物と………







目が死んでいる廉くんが床に座っていた。







永瀬廉
永瀬廉
大丈夫なわけないやろ!
最悪や~
やってもうたぁーーー……



といって、フリーズ状態から目を覚まして、やっと廉くんが食器を棚に戻し始めた。





あなた
あなた
まぁまぁ、手伝うから怒んないで。(^-^;
永瀬廉
永瀬廉
なんやん…………
今日つくづくツイてないわぁーー……



といって、再び棚に戻し始めた。















~廉side~





ガチャーーーン!!!!




永瀬廉
永瀬廉
あぁぁーーーー!
あなた
あなた
うわっ!





やってもうたぁー……





あなたになんか飲み物でも出したろかなーとおもったらこんなことになってしもうた…


最悪や~……





  ガクッ




俺は絶望して床にへばりついた。






あなた
あなた
大丈夫~~?




あなたやん………


うわ俺、かっこ悪ぅ………




イライラするわぁーー
永瀬廉
永瀬廉
大丈夫なわけないやろ!
最悪や~……
やってもうたぁー……



イライラしてあなたに当たってしまった。


絶対ちょっと嫌われたな……



また最悪や…

俺、子供過ぎるやろ……



ごめんなぁ、あなた…
あなた
あなた
まあまあ、手伝うから怒んないで(^-^;






はぁ、はぁ……?!



おいおいおい!優し過ぎるやろ!




やっぱり大好きや……


あなた………








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