お気づきであろう、私の前に現れた謎の人物
その名は.....
貴久
混乱している私
色々考えてると貴久が私の頭を撫でてきた
もう...って私が言いかけるとすぐ近くから衝撃的な言葉が聞こえた
貴久はモテるから仲良くしてるとこんなことしょっちゅう言われるし、慣れてる
でも....やっぱりこうゆうこと言われると悲しい
笑って誤魔化そうとする私
貴久はそんな私に気づいてた
そんな私たちのことも知らずその子は続ける
こんな時私は俯くしかない....
いつもの事、いつもの事だから気にしない気にしない....
必死に気持ちを落ち着かせようとする....
そんな私を見てもう怒りが抑えられない様子の貴久
私は貴久に目を合わせて
「お·さ·え·て」
と訴える
目が合った貴久はそんな私の意志を読み取ったのか、すごく悲しそうな顔をする
ごめんね貴久 でも私が我慢すればいい
私が我慢すれば大事にならないし、誰も傷つかず迷惑をかけることもない
もう一度深呼吸をする
大丈夫、私は大丈夫
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。