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2020/05/09

第4話

第4夜 -教室へ向かう。
夕方でした。





放課後の廊下を歩きます。








真っ赤な廊下でした。








夏の暑い日なのか



夕日でも日差しが強くて。









向こうからやってきた

経を読む尼さんとすれ違いざまお辞儀をして



私は教室に入りました。













教室には

もう放課後だと言うのに

全員が前を向いて着席していました。




電気はついていましたが

切れかけなのか チカッ-チカッとしては

私の目には酷く目障りでした。





-教壇の担任が「早く座れ」と言いました。





-私は、言われるがまま座ります。







教師が急に

黒板に使う大きな三角定規を振り落とすと

1番前の席にいた生徒が声をあげました。



恐らく、私がここへきて

初めて聞いた生徒の声です。




それから




担任は1人ずつ

今度はその手に持っているものを分厚い参考書に変えて

それでボコボコと頭を叩き始めます。






担任「お前らみんなクズだな。」





そう言って

右から

今度は左からと

前から順に1人ずつ叩き始めました。




私の前の席は

1人ずつ綺麗に



左と傾いて




私は何故か真上からでした。










頭のてっぺんからすごい衝撃で、

ドスンと参考書が振り落とされました。

















視界がボヤけて

何も見えませんでした。


それだけではありません。




頭が重く

重心も

何だかとりにくくなっていました。





私はよろりと



何とか立ち上がってトイレに向かいました。




おかしい、何かがおかしいと、





トイレの洗面台の前に立って

やっとその理由が分かりました。










私の顔は



泥粘土で出来ていたのです。








私は焦りました。




直そうにも


手を加えれば加えるほどに

自分の顔はぐちゃぐちゃになっていくのです。


どうしよう、どうしよう、




私「おかあさ-


















-完-