体調が完全に回復し、機能回復訓練も難なく通過して、今は既に自分の屋敷で生活していた。
お昼ご飯の後、太陽の柔らかい日差しと眠気に包まれボーッしていた頃・・・
はっと目を覚ます。
目の前には静かに羽をたたむ私の鴉。
そっと頭を撫でてやる。
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私は屋敷を出て、ある所へ向かった。
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私は扉から顔を出して部屋の中を見渡した。
そう、向かった場所は・・・
蝶屋敷
1番に善逸が駆け寄ってきた。
まあ、そんなことだろうなと思ってたけど。
後から炭治郎くんと伊之助くんも来てくれた。
伊之助くんの猪の鼻をぶっと押してやった。
びっくりして変な声出してたよ笑っちゃった。
目をぱちくりさせる3人。
目をキラキラさせる炭治郎くん
やる気に満ちた伊之助くん
可愛いな
善逸はと言うと、
「良かった~あなたちゃんが居るなら安心だよお!俺を守って~~!」
と、相変わらずであった。
もう1つ情報を先に言ってしまおうかと思ったが、秘密にしておいた。お楽しみって事で。
手を振り、部屋を出た。
久しぶりの任務でやる気が出る。
黒雷あなた復活だ!
暴れてやろうかな、なんて考えたり・・・
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その日の夜・・・
縁側で刀の手入れをしていた。
今日は堂々とした満月が波の穏やかな海に浮かんでいた。けど、それがどこか寂しく感じてしまう。
自分は長生きなんて知らないけど、中には長生きする人が居て最後まで取り残されることもあって・・・どんな孤独なんだろうなって考える。
それと・・・・・・
なんだか、
胸騒ぎがする。
私は刀の手入れを中断し、部屋の引き出しへ向かった。引き出しを引いて芭琉さんから貰った玉かんざしを手に取る。
桃の花が器用に描かれたものだ。
月明かりで優しく煌めく。
不安な夜はいつもこうしてた。優しく胸の前で手で包み込んで・・・こうすれば、私のところに駆けつけてくれる気がして。
そうだといいなぁ
そのまま、瞼を下ろした。
* * *
お、お、お久しぶりです~~🙇♀️🙇♀️
いや、もう、何と行ったらいいか・・・
本当に申し訳ありません🙏🙏
ここまで時間が空いてしまうとは!!
自分でもやばいなと思ってました・・・
これからは出来る限りこまめに更新するようにします!
ですから、これからも読んでくれると嬉しいです。
よろしくお願いします
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!