駿佑「かわいいって言っても怒るし、
可愛くないって言っても怒るし、
どうしたらいいんですか?笑笑」
なに、やばい、照れる、
顔真っ赤だよね、絶対。うん。やばい、((
『だって、、、』
私の精一杯の照れ隠しを、まっすぐ受け止めてくれる
駿佑が、かっこよくて。
ドキドキしちゃうよ。。
駿佑「あ!これ、こうしちゃおっ!」
『ん?』
短いチョークを手に取り、
なにかをかき始めた駿佑。
『なにこれ?』
駿佑「相合い傘ですよ!!」
『あい、あい、が、さ、、?』
駿佑「えーー、もぅ知らないんですかーー??」
『知らなくて何が悪い?』
駿佑「相合い傘ってのは、、
こーやって一つの傘に、二人で入るっていう、、」
そう言いながら駿佑は
傘らしき絵の右と左に
『駿佑』『あなた』
って書いて、傘のてっぺんに
♡を書いた。
駿佑「これで、カップル成立!!
ね!!せーんぱいっ!!!!」
『ひゃっ、』
駿佑は先輩っ!!って、言いながら
私に飛び付いてきた。
『うゎ、びっくりした~ッ』
駿佑「これで俺たち、やっと
リア充になったね、☺」
『その笑顔ずるいっ、
も、可愛いッッ!!』
髪の毛わしゃわしゃしてやった!!
可愛いんだもん//
駿佑「なんか、はずくないですか??笑」
『てれてる笑笑』
駿佑「そっちこそ!」
駿佑「先輩が知ってるラブソング、?
多分ですけど...」
そういって、ギターを弾きだした。
めっちゃ、きれいな声してるやん。
私は駿佑の肩にもたれて
彼の歌に耳を傾けた。
曲、終わったのかな、?
そう思って起き上がろうとしたとき
彼の顔が目の前に、!?
そして、私たちはそっと唇を重ねた。
『急過ぎるってば、//』
駿佑「だめでした??」
『だめ、、じゃ、ないけど、、』
駿佑「あなたのツンデレなとこも好きやで??」
『ばかっ!!』
名前で呼び捨て...めっちゃキュンってなった。
『こっちも好きやしっ!!』
彼は優しい笑みをうかべて
また、私を、抱きしめた。
ぎゅっと。
ずっと幸せ続くといいな...
ううん、
駿佑となら、ずっと幸せだよね。
駿佑と一緒にいるこの場所は、
誰にも譲れない、
“私と駿佑だけ”の
かけがえのない特等席__________◦°♡
______◦°♡ END ♡°◦__
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!