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第1話

1◦°♡
5,153
2019/03/20 08:53












「あ~、もうすぐ今年も終わりやん~!」




















「受験近いし、ヤバない~??」




































昼休み。



お弁当を食べ終わって



五時間目が始まるまであと20分くらい?







廊下を歩いてく同級生の皆の声が



ざわざわ聞こえてくる。







































  うさみ
私、宇佐美あなたは



そんなざわめきを遠くに感じながら



一人で踊り場に座って本を読んでいる。






















廊下からつながってる



階段を上ったところにある、



屋上に出る手前の



この小さなスペースは












“私だけの”特等席。







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