何とか泣きやみ、写真タイムが始まった
卒業生の先輩方は色んな人と写真を撮ってるのに
ユンギ先輩はずっと、私のそばにいてくれた
「行かないんですか...?」
ユンギ「あんなに泣かれたら、あなたから離れてられないよ///」
「....先輩///」
ユンギ「確かに、いざってなると、寂しいかもしれないな....俺も寂しいよ」
ユンギ「でも、すぐだ.....俺たちはきっとすぐ大人になっちまうよ.....長く待つことなんてない」
「....そう、ですよね、先輩」
いつもいじわるなくせに...先輩はちゃんと私の事を考えてくれてるのが分かる
私が寂しがらないように、泣かないように、安心出来る言葉をくれて
先輩も泣きたいはずなのに...ずっと笑顔でいてくれて
やっぱり先輩はかっこいいです
私が、憧れた....愛した.....
「先輩はこの世で1番最高な先輩です!!^^*」
ユンギ「やっと、笑ったなㅎㅎ」
「いつか先輩呼びがオッパ呼びになるのが楽しみです!ㅎㅎ」
ユンギ「お、オッパか...///俺も楽しみだなㅎㅎ」
それから私達はいつものように話て、気づいたら解散の時間が来てしまった
でも先輩は私と一緒に帰ってくれて、家の前まで話した
「ほんとにこれが最後ですね....でもまぁ...家も近いし......また会いに行きます....ね」
ユンギ「ㅎㅎ、家が近いくせに寂しいのか?」
「だって.....一緒にいる時間が、前より少ないから...」
ユンギ「.....笑ってあなた」
「ん!?///」
すると先輩はいきなりキスをした
「プハッ///...まだ慣れてないんだからいきなりわ」
ユンギ「ほら、言えよ」
「え?///」
ユンギ「最後に言えって」
「な、何を...」
すると先輩はいつものようにニヤッと笑い
ユンギ「愛してるって」
「も、もう...最後の最後までからかうなんて///」
すると今度は先輩が抱きついてきた
「ヒャッ!先輩!?///」
ユンギ「俺は愛してるぞ、あなた」
「ッ//////.....先輩....」
ほんとに、ずるい....こんなかっこいい人......こんなかっこいい彼氏は
あなたしかいないんだから...
「先輩の....ばーか」
「はいはいㅎㅎ」
「.....愛してます///」
世界で1番クールで、いじわるで、優しくて、
自慢の先輩で.....
私は、そんなあなたを永遠に愛してる
ずっと、ずっーと待ってますからね
オッパ....!!
end
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。