こ、こんな場面でどうしてそんなことを言うの!?
思わず涙が引っ込んだ
「先輩!!今はからかう場面じゃないでしょ!!それに、犬以下ってどうゆう意味ですか!!」
ユンギ「そのまんまの意味」
「お、怒らせようとしてるんですか!!」
ユンギ「だから、犬以下か、そうじゃないか....聞いてるんだ」
「犬以下なわけないです!!」
ユンギ「じゃあ、待つことができるだろ?」
「....はえ?」
ユンギ「お前は犬でもできる"待て"ができないのか?できるだろ?」
「先輩...なにを言って」
ユンギ「あなた、待ってろ.....お前はひたすら待ってるんだ」
ユンギ「お前を、迎えに行ってやる」
「へっ!?///」
ユンギ「大人になったら.....あなたを、迎えに行くよ^^*」
その低音で優しい声は体の奥の奥まで響き渡った
「先輩///.....私、待ってます!!ずっとずっと!!」
ユンギ「ㅎㅎ...俺らは永遠に会えないわけじゃない、ほんの少しの間、待ってればいいんだよ」
「.....必ず、迎えに来てくださいね」
ユンギ「当たり前だ...あなた以外の女は見ないよ....」
ユンギ「俺にはお前だけだ」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。