私…どうして…
泣いてるの…
涙が、止まんない…
悟が、そばにいたから?
安心したから?
いなくなってなかったから?
悟が……"好き"だから…?
抱きしめてくれたから…?
どっちにしろ…今、
この涙は、どうでもいい。
どうしても、今伝えなくちゃ…
伝えなくちゃいけないことがある。
それは……
それは!!…
あっ…
悟の瞳にも…溢れてる…
せっかくの、美しい瞳が
台無しになってしまう…
その、悟の一言で………もっと…
涙が、止まらなくなった…
あぁ…まただ、涙が…あるれつづける
少し、やみかけていた
涙が……また……
こんな…こんな…酷い顔
見せられない…
でも…今言うべきことは、…
あぁ…涙が…やまない…
好きな人から告白されるのは…
これほどまでに、嬉しいのか……
こんな…こんな気持ち
初めてだ…
ーーーーーーーーーーーーーーーーキリトリセン
夢主から、知らせ
そのまま番外編から、本編に
直行します…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!