第3話

フクジュソウ🌼
34
2024/03/02 07:53 更新
“あの日”から数ヶ月が経った頃

みんなが待ちに待った水泳の授業の始まりだ。

みんな朝からはしゃいでる。

私を含めた数人を除いては…

そう、泳げない人にとって夏の地獄の水泳学習

そして、みんな苦手な冬の長距離走

夏と冬にある地獄の体育学習の第一回目が幕を開

けようとしているのだ…


キーンコーンカーコーン

タイムリミッドまであと約110分(残り2時限)

いや、本当にどうしよう。

無理なんですけど…

珠美「あなたちゃん、一緒に更衣室まで行こ」

あなた『あ、うん』

あなた『え、いつチャイムなったの?!』

珠美「ついさっきなってたよ」

あなた『…シンダ』

珠美「大丈夫、大丈夫、私も苦手だし」

あなた『そっか、一緒に頑張ろ』


宮下先生「男子は654レーン、女子は123レーンを
     使ってください」

寒っ…本当に学校のプールは嫌いだよね……うん

杏香「ほら、あなたちゃんいくぞ!」

あなた『無理〜!』

杏香「ほら、こうやってスイーってやれば
   いいの!」

あなた『それが出来ないの!』

あなた『莉亜、薆は泳げるの?」

莉亜「うん、あいつバリバリ泳げる」

あなた『うわぁ〜…』



あなた『ちょ、本当に浮かべないんですって!』

谷「大丈夫、この手までおいで」


谷先生「ほら、できるじゃん、次はもっと遠く
    ね」
  
流石に遠過ぎますって!無理です!!

溺れますって!!

谷先生「早く…」

あなた『はい…』

バシャバシャ

…だから無理って言ったじゃん。

本当に、この先生嫌い…小学校にはロクな先生

いないんだから…



宮下先生「次は各自で練習時間にします。
     3.6レーンは泳ぎが得意な人達
     2.1.5.4レーンはクロールが出来ない
     人達で教え合いながらやりましょう」

珠美はどこにいるのかな…

え、めちゃめちゃ泳げるじゃん!!

何処が苦手なのよ…


宮下先生「苦手な人達来てください」

あなた『私達の事だよね』

莉亜「そうだね」


疲れたぁぁぁぁああ!…

本当に後何回授業あるの…

珠美「お疲れ」

あなた『珠美めちゃくちゃ泳げるじゃん!』

珠美「めちゃくちゃではないよ」

あなた『私からしたらめちゃくちゃだよ』

珠美「まぁ、私天才だから」

あなた『まぁ、確かに』

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