-蒼依side-
はぁー今日から新学期😑だるいなー
私は中島蒼依!高校2年になってからお母さんに、もーすぐ就職する準備をしなさいって言われた😑だるいなw
あんまり恋したことなくてよく恋とかわかんないww
とその時…
ドンッ
蒼依 「痛ったッ………」
??? 「ご、ごめんな!大丈夫か?」
蒼依 「だ、大丈夫です!」
あー新学期そうそうついてないなーw
蒼依 「じゃあ、教室行くので失礼します」
??? 「あ、う、うん…」
先生 「今日転校生を紹介する!入ってこい!」
??? 「近藤莉久です!よろしくお願いします!」
蒼依 『ん?!この人って……』
莉久 「あー!朝のぶつかった人じゃん!大丈夫だったか??」
蒼依 「あ、うん、大丈夫w」
まさか同じクラスだったとは………
莉久 「名前なんて言うのー?」
蒼依 「中島蒼依です」
莉久 「よろしくね!蒼依ちゃん!ニコッ」
蒼依 「う、うんよろしく」
さっきの笑顔なんだろ…なんかドキッってしたような……
真衣 「おーい!蒼依!!」
蒼依 「おっ!まいまい!どうしたの?」
真衣 「あの人かっこよくない?!」
蒼依 「そ、そうかなー?」
真衣 「うん!」
莉久 「蒼依!一緒に帰ろー!」
蒼依 「いいよー!」
この帰りが私の久しぶりの恋になりそうな予感がした
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!