『ごめん、ジンくん..っ..私なんかで...っ泣』
今まで、ジンくんに言うと重いかと思って
我慢していたことが全て溢れる。
『ジンくんに釣り合わなくて..ごめんね..っ泣』
🐹「. . .全然わかってない。」
『っえ..?』
急に目の前が真っ暗になって、
ジンくんの高い鼻と、
相変わらず綺麗な唇が当たる
🐹「俺の大好きな彼女の悪口言わないでよ」
『...え』
🐹「ほんっと!あなた全然わかってない!!!」
🐹「俺がどれだけあなたのこと好きか知らないでしょ!」
🐹「あなたの好きなところ全部言おうか?プレゼンしたらわかる?え?」
🐹「あなたが思ってるより俺はあなたのこと好きだからね?!?!」
ジンくんの勢いに圧倒されて
涙も止まって何も言えない私に
また、ちゅっとキスするジンくん。
🐹「こんなんじゃ足りないなんて言ったら引く?」
🐹「好きだよ。あなたの全部」
真剣な顔でジンくんはそう言って
また私の唇を奪った。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!