第6話

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2020/01/22 08:45
サキさんは、剛に抱きついてる。
三宅健
剛・・どういうこと?
森田剛
俺にもさっぱりだよ
ルキア
邪魔だから帰る
森田剛
・・・ルキア・・・
三宅健
あっ!待って、ルキアさん送るよ
出ていこうとしたルキアさんを、僕は、止めようとして・・
森田剛
ルキア・・・待てよ
サキ
えっ?誰?
サキさんは、ルキアさんに気づいてなかったのか?
森田剛
って・・・・
剛は、また、痛みが走ったみたいだ。
サキ
剛、大丈夫?
ルキア
・・・森田剛・・・
さっきの台詞、その子に言ってやりなよ・・・
喜ぶよ、きっと・・・
あっ、送らなくていいから。
一人で平気なんで・・・
そういうと、出ていってしまった
三宅健
ルキアさん!
サキ
剛・・今の子って・・・剛の今カノなの?
森田剛
ちげーよ
今カノでも、何カノでもねぇよ
サキ
じゃあ、ただの友達なんでしょ?
森田剛
・・・・・・
サキ
剛!何か言いなさいよ
三宅健
・・・僕は、ルキアさん心配だから送ってくるね・・・・
森田剛
あぁ・・・
サキ
剛、とにかく私は・・・
森田剛
こっちで話そうか・・・
ちゃんと話したら・・・いいんだよな?
ルキアさんは、一人で歩いていた。
すると、目の前に東城が現れる
東城明
俺さぁ、ますます君のこと、気に入っちゃった。
ルキア
・・・・
剛は、いきさつを話した。
彼女が、信じてくれると信じて・・・
サキ
えっ?彼女のせいなの?
森田剛
別にそういう訳じゃねぇけど
サキ
だって、そうしなきゃその指輪は外れないんでしょ?
森田剛
・・・信じてくれるのか?今のはなし・・・
サキ
ねっ、かわりにわたしがそばにいてあげる
森田剛
なんでだよ。俺は、おまえにフラれたはず・・・
ルキア
わたしのことは、どうでもよかったんじゃなかった?
東城明
いや、気が変わったんだ
東城は、ルキアさんの頬に触れると・・・
東城明
おれ・・・あんたのこと本気だよ?
あんたが、好きになったみたいだ・・・)
ルキアさんは、動揺している。
好きと言われたことがなかったから?
森田剛
な、なんであのときそういわなかった!
もういまさら・・・・
そういう剛に、サキさんはキスをした。
森田剛
⁉️
サキ
もう一度、付き合わない?わたしたち
サキさんに逆告白された剛・・・
そして・・・
ルキア
・・・いいわよ・・・
東城明
うそ!本当?
ルキアさんは、何かを承諾してしまったみたいで・・・・
東城明
よし!どこいく?
ルキア
どこでもいいわよ・・・
あいつのいないところへ・・・
森田剛
・・・・っ
そのときまた、剛の体に痛みが走ったみたいだ・・・
森田剛
俺は・・・・
サキ
剛?どうしたの?
森田剛
うっ
痛みに耐えれなくなり苦しみ出す剛・・・
サキ
剛!わたしが・・・
わたしが、守ってあげる・・・
サキさんは、剛を、抱き締めた。

そのとき、ルキアさんは、感じた・・・
剛の異変に・・・
ルキア
・・・!?剛?
東城明
どうしたの?ルキアさん・・・
ルキア
ごめん・・・・忘れ物した・・
そう言って走り出した
東城明
あっ!ルキアさん!
そしてやっと僕はルキアさんを、見つけた
三宅健
あっ!ルキアさん!
と、話しかけようとした横を勢いよく通りすぎるルキアさん・・・
三宅健
えっ?
な、なんで?
ルキア
剛!
ルキアさんは、ドアを開けると・・・
サキ
あ・・・あなた・・・・
ルキア
・・さ、サキさん・・・・
サキ
あなたのせいで剛は、苦しんでる
ルキア
倒れたのか?
サキ
呪いの指輪って何?あなたは一体剛に何をしたの?
ルキア
わたしは別に・・・
サキ
あなたがいるせいで剛は、きっとこれからも・・・・
ルキア
私の正体聞いたんだ・・・・
サキ
ほんとくだらないわ。さっさと自分の国に帰りなさいよ!なにが異世界よ!迷惑よ!
ルキア
・・・そうだな。
サキ
えっ?
ルキア
剛は、きっとまだ、あんたを、好きなんだ。
サキ
どういうこと?
ルキア
あんたとなら、両思いってやつになるんだろうな
三宅健
ルキアさん!
帰ってきた僕は、意味深な発言をするルキアさんを、止めようとしたけど・・・
三宅健
ルキアさん、まさか・・・
ルキア
わたしは、もう2度とここにはこない・・・
あんたが、それをはめてそいつ(剛)にキスすれば、呪いは解けるよ、きっと
三宅健
(ルキアさん・・もしかして剛のこと・・・)
サキ
本当なの?
ルキアさんは、指輪を、サキさんに渡してしまったみたいだ。

そして自分は、出ていってしまった。
何にもできなかった僕はただそこにたっていた。

しばらくして、剛は、目が覚めた。
サキ
気がついた?
森田剛
・・・サキ?どうしてここに?
サキ
ねっ、剛・・・キスして
森田剛
えっ?
サキ
そうすれば、呪いは解けるって、あのルキアって人が言ってたよ?
森田剛
・・その指輪・・・
剛は、サキの指にはめられた指輪を見て驚いた
サキ
わたしがはめたほうが、解けるからって、くれたのよ。
なんだ。簡単じゃん・・・
だから、・・キス・・・早くしよ?
森田剛
サキ!ルキアは?どこに行ったんだ
サキ
さぁ、知らないわよ
あのあといなくなっちゃったし。
森田剛
教えろ!どこ行ったんだ!
サキ
なによ!知らないわよ!
自分の国にでも帰ったんじゃない?
森田剛
・・・・・
その頃・・・
東城明
戻ってきてくれたんだ
ルキア
・・行きましょう・・・・
ルキアさんは、東城と、再び会っていた。
坂本昌行
えっ?ルキアさんが、いなくなった?
長野博
なにがあったんだよ、健から電話もらってビックリしたけど・・・
森田剛
ルキアが、サキに渡した指輪は、偽物だ・・・
長野博
なんでわかるの?
森田剛
抜けねぇもん、俺の指輪
それに、ここ最近、痛みが和らぐの早くて・・・
彼女はもしかしたら・・・・
東城明
ルキアさん?大丈夫?なんか、顔色悪いよ?
ルキア
・・・大丈夫・・・・
森田剛
その指輪に、力をためているんじゃないかって・・・・
長野博
剛、冴えてるね
森田剛
俺が痛みで苦しむ度に、あいつの・・・ルキアの指輪に力が溜め込まれる・・・・
坂本昌行
でも、何かの衝撃で彼女の体に影響があるかもしれない・・・
長野博
それが、彼女の本来の力?
カイト
フフフ、ご名答。やはり、我らと関わっただけあるな。
坂本昌行
か、カイトさん?
長野博
一体何をしようとしているんですか?
坂本昌行
俺たち地球人を苦しめようとして楽しんでいるのか?
カイト
言っただろ?これはゲームだと
森田剛
・・・ルキアを・・・ルキアを、助けなきゃ・・・
剛は、痛む体で起き上がってきたようだ。
長野博
剛、無茶を、するな
森田剛
あいつ・・・なんも言わねぇから・・・・
長野博
とにかくお前は戻って休め
坂本昌行
どうする?長野・・・
ルキアさんの居場所わかるのか?
長野博
いま、健から、メール来たんだ。
僕はあれから、ルキアさんをおっている。メンバーが、帰ってくる時間に、ルキアさんいなくなったことを知らせたんだ。
井ノ原快彦
剛!大丈夫か?
森田剛
井ノ原君・・・
長野博
ルキアさん、あの東城って人とどこかへ行ったみたいだよ
森田剛
・・・
長野博
もう、俺たちに・・・いや、剛に2度と会わないつもりでいるのかもって・・・
森田剛
あの東城って人も、ルキアも一体何をしようとしてるんだ・・・・
ルキアさんと、東城は、ひたすら歩いていた。
東城明
なぁ、ルキアさん・・・
ルキア
あんたは、わたしが、好きなんじゃない。本当は、私の指輪をもらいに来たんだろ?
井ノ原快彦
ルキアさんが、東城さんと電車に乗るのを見たって
坂本昌行
健はあの二人を追いかけてるのか?
長野博
二人がどこか人目のつかない場所に行くんじゃないかって
坂本昌行
・・・・・・よし、行こう
森田剛
井ノ原君!長野君、坂本君、俺も連れていってよ
井ノ原快彦
ダメだ
森田剛
ルキアを、助けなきゃ
長野博
剛・・・
森田剛
彼女は、もう力を使えるようになってる・・・けどその力はここで使うものじゃない
井ノ原快彦
・・・剛・・・
ルキア
あんたが、普通の人間じゃないことくらいお見通しさ。
どうせ、カイトの刺客なんだろ?
東城明
よく、おわかりで。いまなら、その指輪に力が溜まっているんじゃないかってね。
ルキア
あんたの読み通りこの指輪に力は宿ってるよ
やはり、サキさんの指輪は偽物みたいだ。
三宅健
もしさ、彼女たちの持つ力が、なくなったらどうなるんだろう・・・・
普通の人として生きていけるってことかな。
なぜか岡田と電話で話す僕は・・・
岡田准一
そんなん考えたくないわ
三宅健
岡田・・・
岡田准一
彼女は、彼女なりになにか考えがあるんやないかな?
ルキア
こんな力さっさと持っていけよ!
そうすれば、剛だけでも助かる・・・
サキ
剛!行かないで
長野博
えっ?誰?
森田剛
サキ・・・・まだ、いたのか?
サキ
剛は、永遠に私のもの・・・
普通の人間のはずのサキさんの声が変わった
井ノ原快彦
えっ?体が動かない・・・
森田剛
サキ・・・まさかおまえが・・・・
井ノ原快彦
えっ?彼女が?
まさかサキさんもあやつられてる?
三宅健
あれ?おかしいな~通じない・・・
それもそのはず・・・かけてるのは井ノ原君の携帯で・・いま、かれは大変なことになっている。
とは、知らないぼくは、坂本君にかけてみることにした
三宅健
ごめん・・・二人を見失っちゃった・・・😭
坂本昌行
見失った?健、いまどこにいるんだ?
三宅健
わかんない・・・
坂本&長野
・・・・・
坂本昌行
剛の方はどうなんだ?
三宅健
それが、剛と井ノ原君の両方通じなくて・・・・
長野博
通じないって・・・
坂本昌行
えっ?囲まれたから助けてだとー?誰に囲まれたんだよ
三宅健
でも、待って・・・なんかみたことある・・・
イナン
健・・・
三宅健
えっ?イナン?
目の前にいるのは確かにイナンだ。イナンと・・・・
イナン
この人は、わたしの味方よ
下がっていて・・・
覚えているでしょ?
ジョー
はい、そうでしたね
三宅健
イナン、どうしてここに?
イナン
大切な秘宝が、盗まれたのよ
三宅健
えっ?秘宝?
電話をしていることをすっかり忘れた僕は、そのまま会話をしていて・・・・
坂本昌行
もしもし?健?
坂本君を、無視している。しかも、電話を切らずに
イナン
健、ルキアがここへ来たのよね?・・・・
三宅健
・・・うん。
イナン
他にも来た?
三宅健
うん、2、3人は、いるはず・・・
坂本昌行
おいっ!誰と話してるんだよ!
我慢できなくなった坂本君は、叫んだ。
長野博
・・・・・
突然叫び出した坂本君に、ビビる長野くんだった(笑)
イナン
やっぱり・・・・
坂本昌行
えっ?イナンさんまでやってきた?
↑なぜだか、そとへ呼び出されたリーダーと、長野くん
イナン
ごめんなさい。変なことに巻き込んで
坂本昌行
何ですか?盗まれた秘宝って・・・
長野博
それって指輪のこと?
すぐにわかったのは、長野くんだけ
三宅健
えっ?
イナン
カイトが、悪用したのね
長野博
呪いの指輪って言って剛の指にはめたのと、
イナン
ルキアにはめられた指輪・・・・
三宅健
僕たちのシェアハウスは、なぜだか入れないし・・・・ルキアさんも、どこいったかわからないし・・・
ねぇ、イナン・・・本当に呪いを解かないと剛は、死んじゃうの?
イナン
わたしにもわからないわ。
クリスタルと同様、人の心によって指輪の力は変わるのよ。
それが普通の人間にはめられたらどうなるかなんて・・・・
坂本昌行
とにかく、助ける方法を、考えよう
その頃・・・・
指輪を渡してしまおうとしているルキアさんはなぜか泣いていて・・・
ルキア
・・・・・
東城明
お前なぜ泣いている。
あの、地球人が好きなのか?
レンに似ているから好きなのか?
同じ頃・・・・
サキ
ねぇ、剛。わたしのことまだ、好きでいてくれるんでしょ?
サキさんは、剛に抱きつきながら言う
井ノ原快彦
あ、あいつら俺がいること忘れてるな?
ふたりは、離れている。
ルキア
あいつが元カノといるだけで苦しいんだ・・・・・
東城明
・・・・・
森田剛
ごめん、サキ・・・いまは、今は・・・ルキアに・・・
ルキア
わたし・・・・今はあいつに・・・・
ルキア&剛
会いたい・・・・
井ノ原快彦
な、なんにも出来ないのがむなしいっす
イナン
あっ・・・・
三宅健
イナン?なにか感じた?
イナン
指輪が微かだけど反応してる
長野博
反応・・・?
坂本昌行
もしかして~
二人の気持ちに反応!
とか?
イナン
坂本さん、その通りよ!
二人が同じことを思ったのよ
坂本昌行
へっ?
長野博
さすがリーダー
三宅健
でもなんか複雑・・・
イナン
そういえば、岡田さんは?
長野博
あれ?さっき一緒にきたんじゃ?
坂本昌行
これも、罠なのか?
イナン
岡田さんも含めて3人・・・・
森田さんと井ノ原さん・・・・まだ、あな たちのシェハウスにいるわ・・・・
強い力で縛られてる・・・・
森田さんの近くにいる人からその力が働いてるわ・・・・彼女は一体・・・・
長野博
とにかく、助けに行きましょう
坂本昌行
岡田はどうするんだよ
長野博
シェハウスにいるんだろ?
とにかく行こうよ、シェアハウスに
坂本昌行
・・わ、わかった
そしてシェアハウスに着いた僕たちだけど・・・・

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