第27話

# 秘密の話は嫉妬の合図
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2018/07/12 07:23
『…なあ、あなた』


2人きりになった時、俺はあなたを壁に追いつめた。


ドンッ


あなた「れ、廉…?」

『紫耀となに話してたん?』

あなた「え、えっと…、///」


あなたが目をそらして、耳を触る。

これはあなたが嘘をつくときの合図だ。


『俺の目を見て』

あなた「っ…、///」

『俺に言えないこと話してたんだ
例えば…浮気の約束とか?』

あなた「そ、そんなんじゃないもん!!」

『じゃあ言ってみ』

あなた「あ、あのね…廉が楽屋でいっつも私の写真見てるって紫耀くんが…、///」

『え…?』


みんなにばれてたん?

ばれないと思ってたんやけど…


あなた「廉は…私のこと好き?、///」

『…好きに決まってるやろ、///』

あなた「私も好き!」

『あーもう、可愛すぎ、///』


チュッ


あなた「ん!?」


長く、長くキスをした。


『ん…』

あなた「れ…ん」


トントンッと胸を叩かれ、唇を離した。


あなた「…もう!
不意打ちは反則だよ!!」

『あなたが可愛すぎるんやもん』

あなた「むう…」

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