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第3話

第二話
484
2021/08/10 10:01
あれから、たぶん数日間が経過した。
洞窟内にある発光する岩を使い目の前に現れた謎の本を読みふける日々が未だ続いていた。
そして何故かその本には私の世界とは別の世界のことが.........いや、今いるこの世界のことが書かれていた。
私が今いるこの世界は魔素、というものがありその魔素から生まれてくる生き物は魔物と呼ばれているらしい。
魔物の世界では弱肉強食が当たり前。
そして魔物は己より強いものを好むらしい。
と、言っても魔物には知能がある奴とない奴がそれぞれいるらしいが。
勿論私の元いた世界同様人間は存在しているらしい。
ある意味これを知って一番安心したよね。
人間がいなかったら私の生存確率ほぼゼロだもん。
あと、ここにはあの魔王が存在しているようだ。
.........うん。絶対に会いたくないな。
そして、世界のことが書かれている謎の本にはおそらくこの大陸?の地図が一枚挟まっていた。
正直に言おう。.........今いるこの場所の情報っておっきい池?があって洞窟内で発光する岩があるって事だけなんだよね!?これだけの情報だけじゃ地図見ても全くわかんないよ!?
まぁこの地図に洞窟のことは書かれてはいるんだけど…封印の洞窟ってやつしかないんだよな〜
...........................
…ここまで解説して思った事を上げてみよう。
────────────
ここ、
“転スラ“じゃない?
いや絶対そうだ。ここ転スラだ。なんで私今まで気づかなかったんだろう。私ホントに科学者?これでも周りからは天才って呼ばれてたんだよ??
…まぁ面白半分で呼ばれてただけだけどさぁ
とにかく、ここが私の知っている世界なら話は早い。
何故私が好きな転スラの世界に来たのかは分からないが今は自分の命の方が大切だ
ここはきっと暴風竜ヴェルドラがいる封印の洞窟
封印の洞窟にはヴェルドラの高濃度の魔素が大量にあり特に、ヴェルドラがいる近くは魔素濃度が高すぎて魔物があまりいないと確か本に書いてあったはず
そしてこの光る石はおそらく魔石。あとこの近くにはもしかしたらヒポクテソウ?があるはず
.........まぁここら一体に漂っている魔素も魔石もヒポクテソウも全部リムルが食べちゃうんだけどね
ここがリムルの生まれた場所…そう思うとなんだか不思議な気分になる
 ん?待てよ…ここが転スラってことは私にもスキルがあるんじゃ!
(なまえ)
あなた
おーい!スキルー!いるなら返事してー!
〈解:お呼びでしょうか。〉
(なまえ)
あなた
!!??
え!?…ま、マジででた…
中途半端ですが今回はここまでです。
m(*_ _)m

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