第3話

彼らとの出会い
1,206
2019/12/22 10:04
彼らは全学年の名簿を出して探し出した。




そして1年生だというのを知り、
神宮寺勇太
よし、俺会いに行ってくる。
岩橋玄樹
俺もー
髙橋海人
気をつけてー
岸優太
いってらー
平野紫耀
必ずここに連れてきてほしい。
永瀬廉
頼んだ。
神宮寺勇太
おう。
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神宮寺勇太
ここに神代桜あなたはいるか?
クラスの人『きゃぁぁぁぁあぁぁあぁぁ♡♡♡♡ 神宮寺様だわ!』
岩橋玄樹
はいはい、でさぁ。神代桜あなたはいる?
クラスの人『きゃぁぁぁぁあぁぁあぁぁ♡♡♡♡♡ 玄樹様もいる!!』
神代桜〇〇
はい、私ですが。
神宮寺勇太
ちょっとついてきてほしいんだ。
神代桜〇〇
なぜ?
岩橋玄樹
まぁまぁいいから。
神代桜〇〇
え、ちょっ…
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神宮寺勇太
入ってー
神代桜〇〇
失礼します。
平野紫耀
この子が神代桜様の…
永瀬廉
ちょっ、紫耀!
神代桜〇〇
えっ、なんで私の親のことを知ってるんですか?
髙橋海人
あっ、それはー…
神代桜〇〇
そうですか…。そりゃ知ってますよね…だって私の両親の話は有名だから。
岸優太
え、どういうこと?
神代桜〇〇
え?なんで知らないんですか? 

私の母はなにか罪を犯し、罰として吸血鬼に血をすべて吸われ、噛み殺され…父は母を殺した奴らを殺すために許可なくここへ入り、殺された。

私が幼い頃だったのでよくは知らないですがそう聞かされています。あと有名な話だと言うことも。
髙橋海人
あ、そうなんだ。でも、なんでこの学校に入ったの?
神代桜〇〇
復讐するため。ただそれだけ。
永瀬廉
なぁ、お前。
神代桜〇〇
はい?
永瀬廉
美味しそうな血だな。いい匂いだ。


吸わせろ。腹が減ってんだ。
神代桜〇〇
は? 嫌ですけど。
永瀬廉
おい、誰に向かって!
髙橋海人
まぁまぁ落ち着いて。 廉、今の話聞いてたでしょ? 俺らには恨みしかないって。
永瀬廉
でも、神代桜様はこんな風に死んだんじゃムグッ
神宮寺勇太
ごめんね。うちの廉が。急に呼び出してすまなかった。
神代桜〇〇
用がなければ帰ります。では。
永瀬廉
おい、神! なんで止めたんだよ!!
神宮寺勇太
聞いただろ、廉。あなたは両親があんな風に死んだんだと思ってる。でも、今真実を言ったらどうなると思う? 冷静に考えてみろ。

普通にパニクるだろ?しかも恨みのある俺らみたいな吸血鬼からホントのこと言われても信じることができないと思う。
永瀬廉
チッ…そうだな。
平野紫耀
なら、俺らでその真実を伝えよう。
神宮寺勇太
なぁ、今の話聞いてた?
平野紫耀
だけど、違うやり方で。
岩橋玄樹
どんなやり方?
平野紫耀
例えば…表向きは血を吸うために追い詰めて、最後いい感じになったら俺らは秘密を知ってるとかなんとか言って引き換えに血を吸わせろっていう。

一石二鳥だろ?
岸優太
たしかに…。紫耀もそんな事考えられるようになったんだな…。
平野紫耀
どれだけ、俺のこと馬鹿にしてたの?
永瀬廉
まあ、とにかくそれはいい案だと思う。じゃあこれからどうしてく?
神宮寺勇太
優しく、追い詰めてこう。
髙橋海人
なるほどね。
岩橋玄樹
よっしゃあ、やるか!
他『おう!』

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