第14話

episode13
462
2022/03/11 06:46





仕事が終わり帰宅すると、家の前にナズナがいる。






ナズナ
ナズナ
ちゃんと話したい。
ちょっと、あがってもいいかな?







高校の入学式で隣に並んでいたのがナズナ。

好きなアイドルが一緒と分かり盛り上がって、通学の電車も同じで毎日一緒に通って、ナズナと会話が途切れることなんてなかった。



ナズナといれば何でも楽しかった。



だけど、今は胸が張り裂けそう。


(なまえ)
あなた
いつからユウタと会ってるの?
2人は付き合ってるの?
ナズナ
ナズナ
2人で会うのはこの間が初めてなの。
たまたま腕を組んだだけで、ほんとに何もないの。
(なまえ)
あなた
そんなの信じられると思う?
たまたまで腕なんか組む?
違う、責めたいんじゃない。



ショックだったの




こんな風に問い詰めたいんじゃない。




なのに言葉にトゲが生える。
ナズナ
ナズナ
ごめん。
信じて貰えないかもしれないけど、ほんとにこの間が初めてだし、食事しただけ。












ナズナ
ナズナ
実は、、
ほんとは、、あなたにちょっと意地悪したかったの、、、
嫉妬してたの、、、
(なまえ)
あなた
どうゆうこと?
ナズナ
ナズナ
私、知ってるよ。
あなたがヒロトくんとLINEしてること。
会ってることも。
(なまえ)
あなた
、、、、、
ナズナ
ナズナ
この間、カフェであなたがトイレに行ってる時に、ヒロトくんからLINEきたの見えたの。
あの後、あなたがアトリエに入ってくのも見ちゃったんだよね。
2人こそどうゆう関係なの?
(なまえ)
あなた
それは、、、、
話そうと思ってたの、ごめん。
ナズナ
ナズナ
もしかして、ヒロトくんのこと好きなの?
好きになっても別に怒らないよ。
人を好きになるのはしょうがないじゃん。
でも、それを話してくれないのが悲しいし残念だった。
親友だと思ってたからムカついた。
(なまえ)
あなた
ナズナ、、、
ナズナ
ナズナ
それに、ヒロトくんもきっとあなたが好きだと思う。
遊園地でずっとあなたのこと目で追ってたもん。
私、そうゆう勘はいいからさ。
ナズナには分かってたんだ。


全部素直に話すことにした。



ヒロトくんと連絡を取り合っていたことや、2人で会ったこと、そして、告白されたこと。

私が、、、ヒロトくんを好きな事も。







ナズナは、うんうんとずっと聞いてくれた。
(なまえ)
あなた
黙っててごめん
ナズナ
ナズナ
ほんとだよ!私たちの仲なんだから話してよ。
でも、、私もごめんなさい。
こんなことするべきじゃなかった。
ユウタくんとは本当に何も無いから。
(なまえ)
あなた
うん、わかった。
、、、ごめんね。
ナズナ
ナズナ
私もごめん!!
よし!ごめんはもう終わりにしよう!
もう、あなた、私に遠慮なんてしなくていいんだからね!
考えてみると、わたしそこまでヒロトくんの事好きじゃないかも!


思い返してみれば、ナズナはいつだって私の味方でいてくれた。

こうやって最初から話せば良かったんだ。





ありがとう。





ナズナと仲直り出来て安心した。




だけど





ナズナがどんなに傷付いていたのか






この時の私は





分かっていなかった。







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