第41話

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2020/04/02 13:53
あなたside


『…うん、ありがとう、』



私は…どうしてこんなに友達に迷惑かけちゃうんだろう、、



その後___話を聞くと殴られていた私を
治くんが助けてくれて保健室まで運んでくれたらしい。



なぜだか殴られていた所から記憶が曖昧で

あんまり覚えてないんだ…



『治くんに…お礼が言いたいんだけど…
どこにいるかな、?』




侑「ああ…サムなら担任に呼ばれてたで。
多分、状況説明やと思う…」





『そっか、、ごめんね、2人に迷惑かけちゃって、』



侑「何言うてんねん。
なんぼでも迷惑かけたらええんや。」



ふっ、と笑う侑くんの顔を見て

少しだけ曇った心が軽くなった気がした。



しばらくすると担任の先生が来た



1組担任「天宮!目ぇ覚めたんやな!
良かったわ…」



『先生…すみません、ご迷惑をおかけしました。』



1組担任「謝らんでええよ、、
後、これから学校生活で辛い事とかあったら…

1人で悩まんで先生に言えや?
状況は全部治から聞いたから_今日はもう帰り。」



『はい、、ほんと、すみません、
あ、あと治くんにお礼が言いたくて、』



1組担任「ああ、治ならもう無理やり部活に行かせたわ。
あいつ明日から合宿のくせに「あなたんとこ行かせてください!!」ゆーて聞かんかったんや))汗


って…片割れはここにおるんやな……」



侑「先生酷いわぁ、
俺が今日まで部活行けんの知ってるくせに。」



1組担任「はっはっはっ!まぁーな。じゃあ宮、天宮家まで送ったってや。な?」



そう言って先生は保健室を出ていった。



『あ…そうだ!侑くん、テストは!?』


すっかり忘れてた、、


侑「ふっふ、どうやったて思う??」



『もちろん合格だよね??』



じいっ、と侑くんの目を見つめると

ニコッ_と笑って「合格したで。」と嬉しそうに言った。




『良かったぁ!頑張った甲斐があったね!』




侑「お前のおかげやで。ほんまにありがとう。

よし、ほな、、帰ろか。
先生ー俺があなたのこと送ってくから」


保先「あなたちゃん!目が覚めてほんとに良かった…何かあったらすぐに相談してね?先生はあなたちゃんの味方だから。」



『お世話になりました…はい!ありがとうございます…!』




そして私と侑くんは保健室を出て、


いつもの帰り道を歩く。




歩く度…まだ少しだけ傷が痛む。


足を蹴られたのは特に痛むなぁ…


侑「ん…なんや、そんなひょこひょこ歩いて。
やっぱ痛むんか…?」



そんじゃ_特別大サービスや。と私の前で背中を向け
かがむ。


これってもしかして…


『おんぶ…?』


侑「せや、ほら、来ぃや。」


『でも重たいし…』


侑「そんなん最初から分かってるで〜??))ニヤリ」


『!?ひどっ!』


何だかんだ言って結局おぶられることに。


傷に響かないようにゆっくり歩いてくれる侑くんに
内心…やっぱ優しいんだ、と思いつつ


ぎゅ_と落ちないように首元に手を回した。



『あのさ…やっぱりいい匂いするね…』


侑「何回言うねん(笑)
まぁ、こないイケメンな男におぶられるん
初めてやろーけどなぁ。」



『黙ってたらカッコイイよ?』


侑「ふっふ、喧し!」




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