第28話

26
12,649
2020/03/27 14:47
それから時は流れ__中間テスト前日。



『ふぁあ……ねむ…』


今日は日曜日。明日から5日間テスト期間になる。




頑張らないと…な。


____________________
侑side


この所サムの様子がおかしいと思ったら


どうやらあなたに問題集を作って貰っていたらしい。


毎晩、部屋の前を通ると1時を過ぎても電気がついていた。



なんやねん、珍しく勉強続いてるやんか_。




侑「ふぁ……寝てもーたらええのに。」



そう小さく呟いて自分の部屋へ戻った。




____________________
あなたside


深夜1時半。勉強もはかどったから
そろそろ寝ようと思っていた時


治くんからLINEが来た。

__________________

<宮治
__________________
宮治
宮治
あなた、起きてるか?
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
今から寝ようとしてたとこ!
どうしたの?
宮治
宮治
あなたに作って貰った問題集、
今全部やり終えた。
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
おおー!!
凄い、良く頑張りました!🙆🏻⭕️
明日からのテスト頑張ろうね!
宮治
宮治
めっちゃ分かりやすかったで
宮治
宮治
ほんまにありがとうな
宮治
宮治
おん、気張ろーや🍙
ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ
なんでおにぎり…笑笑
うん!じゃあ、おやすみなさい。
宮治
宮治
おやすみ。
_________________

治くんとのLINEを終え、いつもの時間に目覚ましをセットしてから眠りについた。




________朝。




『ん……あんまりよく眠れなかったな、』




深夜に眠ると目が覚めた時やっぱり体が重い。



でも頑張らなきゃ!





そしていつも通りの支度をして、家を出た。




__________________
学校にて。




『凄……ちゃんとあってるよ治くん!!』


今、朝の時間で治くんが解いていた最後の問題に

丸をつけている。




そして___なんと全問正解!



じーん、と感動してしまう


だって自分の教え子というか……成長したなぁって!!



『これ高得点狙えるよ』



治「ほんまに??俺赤点回避出来ればそれでええんやけど…」




『ふふ……実は黙ってたんだけど…これ満点取れるように工夫して作ったんだ。』





治「えっ……そうなんや…ぷ、プレッシャーや…」


胃痛なってきた…とお腹を抑え始める彼。



『あああ!ごめん、!大丈夫!赤点は絶対回避出来ると思うよ!』



しまった、逆にプレッシャーかけちゃった))汗




その後お互いに、頑張ろうねとだけ言い合って



ついに_____テストが始まった。










プリ小説オーディオドラマ