第30話

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2020/03/28 03:16
その頃、2組では。


2組担任「テスト返すで、はよ座りや〜」


女「数学マジ難しかったわ…」


男「ほんまにそれ。俺絶対赤点や、、」



2組担任「今回も悲惨やな…2組…))泣
特に宮ァ!

お前ほとんど赤点て…先生をこれ以上泣かすなやぁ…!」




侑「俺が赤点なんいつものことやん!
先生泣いたらアカン!」


クラス「「爆笑」」



2組担任「ほんっとにお前はぁ…
片割れは頑張っとったで!?
全部赤点回避した上に一教科満点やぞ!」



侑「は………?嘘やろ?あのサムが……!?」




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昼休みにて。



侑「サムぅううう!!!」



『っわ!?びっくりした…』



治「うるさいねん、なんや。」



侑「お前が赤点回避って…しかも順位まで上げて…
頭おかしなったんか!?」



はぁ、はぁ、と息を切らしながら言う侑くん。


どうやら治くんはテストの点が上がり、順位も上がっていたようだ。



さち「片割れは頑張っとったで〜って職員室で担任のマウントの取り合いやったわ。」



侑「…お前も赤点やと思っとったんに……」



治「俺はな、頑張ったんや。お前みたいに
飯食ってすぐ寝てた奴とはちゃうんやで〜」



侑「クソッ…!!」



『あはは……))苦笑』




男「おーい、宮!あ、侑の方な
北先輩が呼んでるでー」



侑「!?」))ビクッ




治「終わったな…」



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職員室にて。



2組担任「いやぁ、ほんまに宮あつには困ったもんですわ…」



1組担任「噂によると、今回治のテスト勉強に天宮が付き合うとったみたいですわ」



2組担任「天宮あなたか…全教科満点、学年1位。
凄まじい生徒が転校してきたなほんま…」




1組担任「いやぁ、天宮のお陰でクラス平均爆上がりですわ〜(笑)」



2組担任「くぅーっ、1組めぇええ!」



1組担任「それに、、転入時に高校卒業後の進路調査したら、天宮どこやー言うてたと思います?」



2組担任「?」



1組担任「東大医学部やて。」


2組担任「ゴフッ…!!!」



先生女「ちょっ、汚いですよ!!!もー!」



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あなたside



しばらくすると青ざめた顔の侑くんが戻ってきた。





侑「俺だけ……連休頭にある合宿行けへん…」


治「…北さん前もってゆーてたやん。
赤点とったやつ合宿連れてかんて。」



侑「普通ジョークや思うやん…」


治「思わんわ!北さんが嘘つかんの知ってるやろ」



しゅん、としている侑くんを見ていると



侑くんとも一緒に勉強すれば良かったな_と少し後悔した。



侑「俺明日から補習やぁ〜泣
なぁ…あなた、再テスト合格せなアカンから
勉強付き合うて〜泣」



『良いよ!
…再テスト合格しないと部活も出来ないでしょ?』


侑「あぁ!?せやった…!!よし、あなた!
今日帰って俺ん家来てや!」


えっ…



宮家に!?







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