第9話

キラキラ輝きたかった蕾。
47
2019/01/28 05:05
これは私の過去のお話です。




ー野島春side(小学生編)ー



小学生の頃かずっと一人だった…。
なにもないまま、ずっとずっと長い間…
野島(ノジマ)春(ハル)
……
女子1「おはよー!」
女子2「おはよ!」

男子1「おはよ!昨日のさレンジャーみた?!」
男子2「みたよ!!あそこの攻撃かっこよかったよね!!
   必殺…」

女子3「おはよっ!
   昨日のテレビさ!」

※レンジャーは戦隊モノだと思ってください。
野島(ノジマ)春(ハル)
『明るい声が聞こえるな。』
私にとってはとても明るすぎて入れる隙間はなかった。
だからといってイジメられてるわけではない。
ただただ自分自身があの“明るい世界”に入れなかったのだ。
野島(ノジマ)春(ハル)
『今日もつまらない1日が始まるんだな。』
よくいない?
体育の時間とか一人余っちゃう子?
そう。
私は余りの子。
野島(ノジマ)春(ハル)
はぁ…
野島(ノジマ)春(ハル)
『皆なんで笑ってるの?』
皆が笑ってる事に不思議に思っていた。
野島(ノジマ)春(ハル)
『つまらない。』
そんなこんなしてるうちに教室につく。
漫画とかアニメとかならきっとヒロインでこんな私でもモテモテだったりするんだろうけど
現実はそんなに甘くわない。
野島(ノジマ)春(ハル)
『席替えしたくなかったな。
 だって真ん中の列の真ん中なんて嫌。
 端っこが良かった。』
※☆の所は春ちゃんが座ってる所です!
野島(ノジマ)春(ハル)
『はぁー…
 こんなつまらない時間なんかなくなればいいのに。』
こんな事を毎日毎日思い続けてた。
そんな事を思っているとあっという間に放課後になっていった。
帰って遊ぼうとしても友達もいなかったので
遊び相手がいない。
つまらない。
親は?って思った人も多いと思うけど
親は基本忙しくて家にはいない。
野島(ノジマ)春(ハル)
『今日も帰り遅いって手紙がおいてあったな…』
野島(ノジマ)春(ハル)
『別にもう慣れっこだから寂しいとは思わないけどさ…』
なんだかんだ思ってもやっぱり寂しい。
野島(ノジマ)春(ハル)
『あ母さん、お父さん…』
お母さんもお父さんも普通の会社員なんだけどね…
残業とかしてたみたいで、いつも帰ってくるのは私が寝たあとだったんだよね。

ちょっと前までは一緒にご飯食べたり、お風呂入ってたりしてたんだよ?


でもね、最近は忙しいみたい。


こんな時に甘えたら大変だよね。
私はもう赤ちゃんじゃないから我慢できるよ。




家に帰っても…
野島(ノジマ)春(ハル)
ただいま…


……………
野島(ノジマ)春(ハル)
やっぱり誰もいない。




これが私の“当り前”だったから
皆も“同じ”だと思ってた。


だから皆がなんで“笑ってる”のか
あんなに“キラキラ輝いてる”のか
私は知りたかった。
野島(ノジマ)春(ハル)
なんでだろう…
………
…………
……………


つぶやいても返事はない。
当たり前だけど。
それから何時間経ったか分からないけど
しばらくぼーっとしていたみたい
野島(ノジマ)春(ハル)
あれ…
もうこんな時間なんだ…
ー時刻17時ー
野島(ノジマ)春(ハル)
洗濯物取り込んでたたまなきゃ。
野島(ノジマ)春(ハル)
よいしょっと…!
まだ低学年だった私はまだ小さく
踏み台がないと届かなかった為、いつも踏み台をもっていっていた。
野島(ノジマ)春(ハル)
今日は多いな…
と少し愚痴をこぼしながらも
毎日日課としてやっていた。


やる事もなく、暇だった為もあるが…
これが私の日課である。

それでも唯一の幸せな時間だった。
お母さんとお父さんの服をたたんでると
お母さんとお父さんの匂いがしたきがして
幸せだった。
野島(ノジマ)春(ハル)
……(ニコッ
なんだかんだして…
野島(ノジマ)春(ハル)
お腹空いたな…
そろそろご飯食べようかな…
ー時刻19時30分ー



これはもっと幸せな時間だった。
なんせ、お母さんが作ってくれたご飯が食べられるからだ。


親は夜遅くに帰ってくるんじゃ?って思うでしょ?
もともと作ってくれた料理を、温めてすぐ食べれる様にしていつもお母さんはいつもしてくれている。

忙しいのにいまでは本当に感謝している。
ご飯を温める。

そして温め終わると
野島(ノジマ)春(ハル)
いただきます。
うん。
やっぱりいつ食べてもお母さんの料理は
野島(ノジマ)春(ハル)
美味しい。
けど何かが足りなかった。

なにが足りないのかあの時は分からなかった…。
美味しいはずないのに
どうしてか分からないけど、悲しくなる。
野島(ノジマ)春(ハル)
……
気づいたら私はいつも泣いていた。
野島(ノジマ)春(ハル)
『まただ…
 なんで、なんでいつも涙がでるの?』
野島(ノジマ)春(ハル)
『前までは一緒に食べてたりした時はこんなことなかったのに。』
こんな事がいつまで続くのかと思ってた。

それでも、お母さんの手料理が食べられたりして幸せだった。

そんなこんなで
私は大きくなった。

結局あまり親とには会える時間は少ないまま。
中学生になろうとしていた。


そんなある日私は悲劇が襲った___
























✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
最後の方結構飛ばしてすみません汗
なんかダラダラ書いてたら話進まない気がしたので結構飛ばしちゃいました汗
あと、第16回のプリコン始まりますよね!!
投稿するか迷い中なんですよね…。
投稿してみたいなーとは思うんですけどね…
こっちの小説もあるし…
うーん…悩む…笑



あと!!!!
次は中学生編です!!


下手くそでつまらない小説でがこれからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m

グタグタ+語彙力ない+更新遅くてすみませんm(_ _)m

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