第126話

ココロを読める子
13,795
2021/05/29 11:01



―――どぬく視点―――
じゃぱぱ
じゃぱぱ
わ゛あ゛あぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!(爆音)
ゆあん
ゆあん
いえーい!!!!‪w
(なまえ)
あなた
爆音…


今あなたの家に遊びに来てるんだぁ〜相変わらず豪邸…天井高〜いっ!!広〜いっ!!
うり
うり
…ってもう夕方やん!!
たっつん
たっつん
はよ帰らんと‪w
 

いつの間にか夕方になっていた。



もう少し居たかったなぁ…⤵︎ ︎
シヴァ
シヴァ
あれっそう言えばあの男の子は…?


確かに…
(なまえ)
あなた
あー‪wなんか夕方公園で待ってるって…




…あ!!!!



今がその夕方な事に気付いたらしい
るな
るな
もう夕方ですよっ!?‪w
のあ
のあ
でも…なんで呼ぶんですかね〜?
なおきり
なおきり
もしかしてもう家出てくとか…‪w





……いやそれは…
(なまえ)
あなた
有り得るかも…!!
ヒロ
ヒロ
早く行かないとじゃんっ!!
(なまえ)
あなた
急いで行ってくる!!!!
…これは行くしかないなぁ…
もふ
もふ
えっ皆どうして鞄持って((
みんな
みんな
早く行くよ!!!!
もふ
もふ
はっ…はい…?
───────────────────



―――璃斗視点―――
(なまえ)
あなた
はぁ…はぁ…
(なまえ)
あなた
璃斗!!!!


息を切らしながらあなたが来た。


相当焦っていたのだろう
璃斗
璃斗
もう…おーそーいっ!!!!
(なまえ)
あなた
あはは…ちょっとゲームを…それより!!…出ていっちゃうの…?




もう充分楽しんだし…このまま住み続けていたら一生お世話になるだろう…僕はそう考えて別れを決意した




それに僕は何故かあなたの心が読めなくなっていたし…
璃斗
璃斗
まぁね……
(なまえ)
あなた
でも!!…もう少し居ても…
璃斗
璃斗
じゃあバイバイ!!!!…




これ以上いる必要はない…ここから去ろう…
(なまえ)
あなた
あ!ちょっと前!!!!



僕は下を向いて走っていたので気づかなかったのだが、前の道路にはトラックが来ていたのだ
璃斗
璃斗
!!
(なまえ)
あなた
…っ!!!!


一瞬の出来事だった


あなたが僕をトラックから守ってくれたのだ
璃斗
璃斗
…大丈…



その時…急にあなたの心が読めた気がした
どぬく
どぬく
あなた!!!!大丈夫ー!?
(なまえ)
あなた
大丈夫大丈夫‪wこんなのかすり傷〜…
るな
るな
って血が出てるじゃないですかぁ!!!!
たっつん
たっつん
無理したらアカンで!!!!
『私は…















どぬく君が好きだ』──





………なるほどね
(なまえ)
あなた
あっ璃斗大丈夫…?
璃斗
璃斗
僕は全然大丈夫!!…あなたが助けてくれたしね…
うり
うり
ったく〜気をつけろよ〜?


相手がどうであろうと…絶対に負けない自信がある
璃斗
璃斗
じゃ…僕あなたに相応しい男になってくるから…
璃斗
璃斗
待っててね?‪w
(なまえ)
あなた
?うんっ頑張ってね!!
 


鈍感すぎだな〜…
どぬく
どぬく
(マジか…)
──────────────────────




ココロを読める子[完]




その10年後、イケメンに成長して帰ってきた事はまた別の話…

プリ小説オーディオドラマ