―――なおきり視点―――
らんらんら〜ん♪
皆は部活で遅くなるそうだから先に帰ってきた
それよりポピーないかなぁ…
あっ!!
僕が取ろうとした時、誰かが手を伸ばし先に取られてしまった
むぅ…!!僕のぽぴぃ……
あっ…つい…
その瞬間僕は何か忌まわしい石をぶつけられ意識が遠くなっていった
―――のあ視点―――
朝
先に学校に着いちゃいました…
…朝からお熱いですねぇ…
なお兄がるなさんをバックハグしている状態だった
変ですね…いつもはあんな事しないのに…
どうでもいいに1票…w
やっぱりそう来ましたね()
…可愛い…///
先生来てたのかw
あっいいんですね()
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一方その頃…
―――なおきり視点―――
痛い〜…いきなり石投げつけてくるとかやばいでしょ…
…あの建物大きくなった…?というか僕身長低くなった!?あれ…どういう事だ…🙄
というか次の日になっちゃってるし!!早く学校行かないと…!!
ありゃ…?
犬?あれ…犬??え?
…あれ、僕もしかして犬になった…?
どうしよ〜…
…雨降ってきた🥺
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ザーザーザー\゜\、\・、\、\・。゜、\・
―――あなた視点―――
やっべ!!!!部活で遅くなった挙句雨がどしゃ降りだしっ!!
ダッシュで帰らんと…
あれは…
私の体は一時停止した
何故なら視線の先に犬がダンボールの中にうずくまっていたからだ
犬に言葉が通じるわけが無いのに私は話し掛けていた
私がそう言うと犬は尻尾をふりふりしていた
見た感じ子犬かな?可哀想に…
私は犬を飼うことにした
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!