―――あなた視点―――
今シヴァ君を持って走っています!!
私は声がした後ろの方向に向いた
…あっそうか…高校生がおんぶされてたら恥ずかしいか…
いてっっっ!!!!!!!!
一気に視点が前に傾いた
目の前のでこぼこ道で私は転んでいた
上からシヴァ君が私に手を差し伸べてくれた
つい私はその手をとってしまい…そのままお姫様抱っこをされた
…ああ恥ずかしい…さっきのシヴァ君の気持ちがわかったような気がする…
少し気まずかったから話題を振った
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あっという間にじゃっぴ達がいる所に着いた。どうやらもう家の前まで来ていたようだ
皆が不思議な顔をしながらこっちを見ていた
どうやらもろはも先に来ていたようだ
…ん?かける…?
…どぬく君…今無視しなかった…?
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―――どぬく視点―――
どぬく家にて
無視してしまった…
あなたがシヴァさんと一緒に居て…しかもお姫様抱っこ…してたんだもん…///
どういう経緯でそうなったのか…
なんか心がずっとモヤモヤしてて離れない…
(ピンポーン)
……誰だろ…
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短いです💦
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今もふ君のラジオやってます
※YouTubeではありません
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。