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第47話

47






あなたside


















髙橋海人
髙橋海人
ただいま〜








海ちゃんの優しい声がきこえた



いつもなら、おかえり〜!

って真っ先に海ちゃんの所に行くんだけど




あなた
あなた
おかえり、










今日だけは

素っ気ない返事をしてしまった。




病院で言われたことが

どうしても頭から離れなくて。
















海ちゃんに何か言われるんじゃないかって


ほんの少し心配しながら


ご飯の準備をした。






今日のご飯は


海ちゃんがリクエストしたオムライス




最後の仕上げとして


薄く広がった卵の上に



ケチャップでハートを描いた





そして今日も


海ちゃんの顔をじっくり見ながら


海ちゃんのお仕事の話を聞く










なんで顔をじっくり見るかって?










そんなの決まってる。













いつ見られなくなるか分からないから。





だから、これでもか!ってくらい

目に焼き付けてるんだ











その時だった












髙橋海人
髙橋海人
あなた、なんかあった?








突然聞いてくるもんだから





あなた
あなた
え!な、何も無いよ、、






驚いて


ぎこちない返事になっちゃった






それでも海ちゃんは



私の目をじっと見て



もう一度たずねてきた。




その時の目は


まるで全てを見抜いているような目だった




髙橋海人
髙橋海人
本当に?
あなた
あなた
うん、何も無い。
あなた
あなた
だから気にしないで!






どうしても海ちゃんに


心配かけたくなくて、


転移してること知られたくなくて、



また嘘をついた




髙橋海人
髙橋海人
ならいいんだけど、









海ちゃんは眉間にしわを寄せてた





もしかしたら嘘がバレてるかも知れない







いや、きっとバレてると思う






だから少しでも自分の動揺を隠そうとして









目の前のオムライスを一口食べた












次の瞬間











ガタン!








椅子の音が聞こえたの同時に





私は大好きな香りに包まれた











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