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第22話

最悪な誕生日
二人とも覚えてたの?


慎くんに限っては私の誕生日を知ってることに驚き。
佐野玲於
ん、あ、壱馬からきてんじゃん。
え?まこっちゃんも。
後ろから聞こえた私の携帯の画面を読む声。
慌てて自分の胸に当てて隠す。
あなた

見ないでくださいよ!

佐野玲於
たまたま目に入っただけ。
あなた

そ、そうですか…

とりあえず、返信っと。
ぱっと画面が開かれれば記されてるのは二人。


ま!友達もいるよ、ちゃんと!
初めは壱馬。


「 ありがとう、覚えててくれたの。 」


壱馬 「 当たり前じゃん 」


「 嬉しい。」


次、慎くん。


「 ありがとう 」


慎 「 僕、いろんな人に聞きまくったんですよ! 」


「 そうなの!笑 」


慎 「 意外と知らない人多くて苦戦しました 」


「 最終的に誰に聞いたの? 」


慎 「 壱馬さんです… 」


あ ~ 、結局壱馬へ…


「 でも、ありがとうね。」


慎 「 あなたさん、電話していいですか? 」


え ___
佐野玲於
お ~ い 、あなた。
あなた

あ!はい!

佐野玲於
帰るぞ ~ 。
あなた

はい!

ぼーっとしていた。


危ない危ない。


慎くんからのLINE…ちょうど無視したみたいになったかな…
私は慌ててカバンを持って、会計へ。
財布を出そうとすると既に皆さんは外に出ていて
あなた

あの…会計…は?

小森隼
メンさんの奢りって言ってたでしょ。
あなた

え!メンさん本当に払ってくれたんですか?

関口メンディー
あなたちゃんだけね。
佐野玲於
うそうそ、カッコつけても無理なものは無理。
諦めろ、と玲於くん。


悲しそうに落ち込むメンさん。


立場反対じゃん笑なんて思う私。
数原龍友
ささ、帰ろ ~ っと。
ここからは各自家の前で下ろすシステム。
私は電車で帰るということで駅まで乗せてもらった。
皆さん、酔っていてお酒臭い。


それとテンションの差が激しい。
白濱亜嵐
いや ~ 、今日最近話題のところ行ってきたの!
片寄涼太
あ ~ 、わかりますよ!それ。
関口メンディー
俺も連れてってよ。
数原龍友
はぁ!!僕も!
と、テンション高い組。
一方、あの3人は…
後ろの席で裕太さんの肩に頭を乗せて寝てる最年少。
可愛い。
私の席はと言いますと
後ろから2番目の通路側。


亜嵐さんの隣。
白濱亜嵐
2人、裕太くんに肩寄せあって寝てるし…笑
数原龍友
変わらんなぁ、ほんまに。
パシャパシャと写真を撮り始める涼太さん。
小森隼
あなた、駅ついた!
あなた

え!もう!?

数原龍友
別に帰らんでええねん。
僕の部屋貸したるに。
白濱亜嵐
危ない危ない。あなたちゃん帰った方がいい!
あなた

はい!帰ります!

ドアを開けたら中から全員が(寝てる人省き)手を振ってくれた。
幸せ。
駅のホームを一人歩く。
楽しかったなぁ…
居てて、飽きない。
改札を通り、ホームへ。
電車の来る時間まで待つことにした。
あ、慎くんの


「 ごめん、今駅だから! 」


わぁ…20分も経ってる…
怒ってるかな。


慎 「 了解です 」


「 既読無視じゃないからね? 」


慎 「 僕、嫌われたかと思った 」


そう来て、胸がドクンと跳ねる。
別に…嫌いじゃ
川村壱馬
大丈夫か?
あなた

え?

振り向くと壱馬がいて
その後ろに女性がいる。
うそ…あれが…?
私は気づかれないように身を潜めた。


何してんだろ、私。


堂々と私が彼女ですって言えばいいのに。


隠れて、ただ、眺める。
私とは違うタイプ。


私より背も大きくて髪の長い人。


目もキリッとしていて、なんだか私じゃ


不釣り合いな気がした。
あなた

…っ

気づいたら目からは涙。
せっかく、幸せな誕生日を迎えれると思ったのに。
駅に電車が入ってきて二人は一緒に乗り込んだ。
やっぱ、あの寝言は私の聞き間違いじゃなかったんだね。
今、ここで証明されちゃった…


" 電車が発車します… "


私を、置いて、電車のドアは閉まる。
あなた

あっ…

もう手遅れ。


ついてないな…
涙が止まりそうになかった。
prrrrrrrrrr…
手の中で震える携帯。
あなた

慎くん…

着信先は慎くん。
あなた

もしも…

長谷川慎
あなたさん、大丈夫ですか?
あなた

えっ…?

慎くんはスパイ?


私の駄目な時に優しい声で聞いてくれる。
長谷川慎
ちょっと気になって…
あなた

…じゃないよ…

長谷川慎
え?
あなた

大丈夫…じゃない…

長谷川慎
どこにいますか?
あなた

駅…のホーム。

長谷川慎
電車は?
あなた

行っちゃった…

長谷川慎
ちょっと待ってて…
プツッと切れた電話。


慎くん…


早く来て…


私、もう、、ダメかも…
壱馬…


好きなのに…


こんなにも苦しい。


他の人と一緒に居ないでよ…

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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