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第26話

" またね "
慎side
寝室に逃げてきた僕です。
長谷川慎
やべぇ…
自分で  まだ好き  と発言して自分で恥ずかしがってる…
馬鹿だ、
顔…


急いで鏡まで走る。
長谷川慎
赤くなってるし ~ !!!
もう、男なら赤くなるのやめたいんだけど。
あなた

慎くん ~ ?

僕の名前を呼ぶ僕の天使。


気を抜かした時に、僕の頬はゆるっゆるになる。
長谷川慎
は、はい!
あなた

もう、私出て行くんだけど ~ …

長谷川慎
あ!はいはい!
支度済みのリュックを背負い、帽子をかぶる。


もちろん、マスクも。


暑いけど…
玄関に走ると昨日と同じ服のあなたさん。


ちょっと…変な感じ…笑
あなた

何笑ってるの?

長谷川慎
え!いや…
あなた

ん?

長谷川慎
もう、あなたさんと居られないんだなって考えたら僕おかしくなってきた。
なんて、つい本音を漏らす。
そしたらあなたさんの頬が徐々に赤くなるのを見た。


え?


あなたさんも?
あなた

…ありがとう、慎くん。
ほんと助かったよ。

改めて僕より背の低く


下から見上げられるあなたさんの視線にドキドキする。
長谷川慎
いえっ、楽しかったんで僕は大丈夫です。
あなた

うんっ…

あなたさんの顔が暗い…?
長谷川慎
あなたさん…?
あなた

え?

僕の顔を見た時、あなたさんの目に涙が溜まっていた。
長谷川慎
え?
あなた

いや…

長谷川慎
大丈夫…ですか?
あなた

うん、大丈夫…ごめんね。

長谷川慎
…思い出しちゃいましたか?
あなた

え?

長谷川慎
壱馬さんのこと。
あなた

コクッと頷く。
長谷川慎
あなたさん。
あなた

うんっ…?

長谷川慎
抱き締めていいっすか…?
あなた

え?

そんな悲しい顔しないで欲しい。


僕の前で他の人の事を考えて泣かないで。


そんな顔されたら僕だって…
あなた

っ、慎くん…?

僕は前よりもずっと強くあなたさんを抱き締めた。
長谷川慎
泣いていいですよ。
あなた

え?

長谷川慎
僕の胸の中なら思う存分泣いてください。
あなた

なん…でっ…?

長谷川慎
そんな泣き顔絶対他の男に見せたくないし。
あなた

見せないよ…

長谷川慎
あなたさん可愛いんですから自覚持ってください。
あなた

…持てません。

長谷川慎
持つべきです。
あなた

無理です。

長谷川慎
僕が代表してあなたさんの可愛さ広めましょうか?
あなた

遠慮しときます。

あ、そんなことしちゃあなたさんを狙う人が増える…


やばいやばい。


僕はなんてことをしようとしたのか。
長谷川慎
やっぱ辞めます。
あなた

やめといて。

長谷川慎
あなたさんの可愛さは僕とあなたさんの好きな人が分かってればいいですね。
あなた

ふふっ、

よかった。


あなたさんが笑ってくれた。


ちょっと下を向くとあなたさんが僕を見上げてる。


いわゆる上目遣い。
長谷川慎
あ ~ あ 、そういうところですよ。
あなた

えっ…

もう一度ぎゅっと…
あなた

慎くん、そろそろ行かないと…

長谷川慎
そ、そうですね…
お互い離れるとモジモジして気まずい…


あ ~ 、雰囲気に流されるってこういうことか。


やっと実感。


先にあなたさんが出て、僕が後から出る。
あなた

本当にありがとう。

長谷川慎
いえっ。
いつでも連絡してくださいね。
あなた

うん、ありがとう。またね。

長谷川慎
はい。
"  またね  "


また会える。


そんなちっさな事で喜ぶ僕は単純か。


よし、程よい筋肉付けにいきますかっ。
鍵をかけて部屋を出た。

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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