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第31話

気になって…
あなたside
慎くんの看病をしてからGENERATIONSさんの楽屋に戻る。
楽屋にいたのは最年少組の玲於くんとはや兄。
佐野玲於
あなた、ここ、座って?
あなた

え?

小森隼
うん、座って?
二人から指名された椅子に座る。
二人の真ん前。
あなた

なんでしょう。

佐野玲於
まこっちゃんのことどう思う?
あなた

え?

小森隼
好き?
あなた

は!?

佐野玲於
動揺しすぎじゃね?
私を見て笑う玲於くん。
あなた

動揺なんか…

小森隼
まこっちゃん可愛いよね。
俺、まこっちゃんいいと思う。
あなた

なんで私に言うの?

佐野玲於
あなた、最近楽しそうじゃないもん。
あなた

…楽しいよ、毎日。
ずっとずっとメンバーの人と楽しい。

小森隼
表では楽しいかもしれないけど
本当のあなたの心は笑ってない。
珍しくはや兄が真剣に話す。
佐野玲於
なんかあった?
いつもと違う優しい玲於くんに驚いたけど


そんな玲於くんの優しさに私は甘えてしまう。
あなた

…どうしましょう

佐野玲於
ん?
あなた

私愛されてるかわかりません…

佐野玲於
誰に?
あなた

壱馬…です。

佐野玲於
なんでそう思うの?
あなた

実は他の女性と歩いてるところ見たんです。
それはもう美人で私とは正反対の女性。
その瞬間、絶望したんです。

佐野玲於
女にか…まぁ、当たりま…
あなた

自分にです。

佐野玲於
お前?
小森隼
なんで?
あなた

私が彼女だって伝えられなかった…

また、涙が溢れてくる。


手に力が入る一方で
あなた

こんな弱気な私だから壱馬もその女の人の方がいいのかなって思っちゃって。

佐野玲於
なるほどね。
小森隼
うん。
あなた

彼女失格…ですよね。

最後の涙。


大粒の涙が膝に落ちて服に滲んでいった。
佐野玲於
別に失格じゃなくね?
あなた

え?

佐野玲於
お前が悪い訳じゃないし?
壱馬が隣にお前じゃない誰かを連れて歩いてたら
そりゃ誰でも引くと思うし。
あなた

玲於くん…

佐野玲於
もう、泣くなよ 。
ティッシュ箱ごと私の前に出してくれた。
あなた

ありがとうございまずううぅ ~ !!!

小森隼
あらあら、相当溜まってたみたい。
佐野玲於
俺ら天才かも。
小森隼
だな。
この二人に助けられた…かな。
佐野玲於
あ、んで?まこっちゃん好き?
あなた

だからなんでそうなるんですか!

佐野玲於
普通に
あなた

別に嫌いじゃないですけど…

小森隼
なら、質問ね?
あなた

どぞ?


1.まこっちゃんが他の女の人と話していたら内容が気になる?


まるで嫉妬してるかのような質問で
あなた

別に…

2.他の女の人がまこっちゃんに触れたりしたら?
あなた

だからなんともっ…

佐野玲於
ふ ~ ん…
あなた

疑わないでください。

小森隼
別に疑ってるわけじゃない。
ただあなたの心を柔らかくしてあげてるの。
あなた

意味わかんないよ。

佐野玲於
そらそうだな、笑
二人して私のわからない理由で笑うんだもん。


置いてけぼり。
佐野玲於
あ、まこっちゃん大丈夫?
あなた

あ、はい!

佐野玲於
見てきたら?
あなた

今、壱馬が看病してると思います。

佐野玲於
そこをついて行かないと!
まこっちゃんを心配して壱馬の気を引け!
玲於くんの食い気味な言葉に何故か私の背中を押され
ドアを開けて、まこっちゃんのいる元へと足が動いていた。
控え室の壁にある窓。


廊下から見えるようになっていて
まこっちゃん、大丈夫かな…


ちらっと覗いた時。
あなた

え?なんでさつきちゃん?

壱馬じゃなくなっていて慎くんとさつきちゃん二人きり。
ドクッといつもと違う心臓の鼓動を感じた。
ただ、そこで見てるだけしか出来なくて


じっと二人の会話を端で聞いていた。
"  かわいい  "


そうさつきちゃんが言えば照れ笑いする慎くん。


かわいいって言われたら嬉しいの?


" かっこいい "


じゃないの?
さつきちゃんの時だけ素を見せてる?


疑問が沢山浮かぶ。
もやもやしてる所に
あなた

え!

さつきちゃんが慎くんを押し倒す瞬間を見た。
それは長くて、
なにか話している。


何話してるの…


お互い目を合わせて、逸らさない。
やっと離れたかと思ったら


廊下にドアの方面に向かうさつきちゃん。
来る!そう思い、もの陰に隠れた。
あなた

ふぅ…

慎くん、嬉しそうだった。


私のこと好きって言ってくれたのに…?


さつきちゃんも好きなの?


私だけじゃないの…?


私は候補?


そんな括り嫌だ。
玲於くんとはや兄の言葉が頭に浮かぶ。


" 話している内容が気になる "

" 触れてるとどう思う? "
このふたつ。
両方今考えた…
森本 さつき
あなたさん。
あなた

え!

私の名前を呼ぶさつきちゃん。
ゆっくりと外に出ると
森本 さつき
盗み聞きですか?
あなた

何…が?

森本 さつき
私たちの会話聞いてました?
あなた

ううん!

必死に横に首を振る。
森本 さつき
あ、なら良かった!
ありがとうございます。
何も無かったように去っていく。


嘘、私に聞かれちゃまずい?


まさか、付き合ってるとか?


そう考えたら足がまた、慎くんの方へ。
窓から見える慎くんはずっと天井を見たまま動かなくて


そんなに…?


ああ、、やばい。


私、、おかしくなってきている。


慎くんが気になって仕方がない。

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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