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第70話

魅力
あなたside
慎くんまだかなぁ…


私が入口について10分が経過したとき。
長谷川慎
あなたっ…
あなた

慎くん!

走って来てくれた慎くん。


その髪型好きだなぁ…


黒髪で真ん中で別れてて…
長谷川慎
お待たせ
前に来た慎くんの香りがふわっと香る。


今では自然に繋ぐことのできる手。
あなた

うん、大丈夫だよ。

長谷川慎
よし、僕のTシャツ取り返しに行こ。
あなた

取り返しにって、私の家ですよ。

そう言うとピタッと止まる慎くん。


ん?


手も離さない。


動かない。
あなた

慎くん?

長谷川慎
…いやっ…なんでもないっす。
突然な、敬語で驚く。



最近、敬語外れてくれて嬉しいなぁなんて舞い上がってたけど


また、戻っちゃってる、
そこから、私が話しかけても


頷くか


顔を横に傾けるか


横に振るかしか


反応してくれなくて


ちょっと呆れかけてた。
あなた

慎くん、どうしたの?

私のアパートの階段を上がってる時


私が前で慎くんが後ろ。


振り向いて、慎くんに聞くけどやっぱ、無反応。
何かしちゃったかな…
ちょっと自分を疑い始め、
私がカバンから鍵を取り出して鍵を開けた。
あなた

はい、どうぞ ~ 。

ドアを開けて玄関で靴を脱いでいるとき。
長谷川慎
あなた…
慎くんに呼ばれ、振り返る。
あなた

なに…?っ…!

急に近づく慎くんの顔。


ゆっくりじゃない、


早く。


今までにないようなあっという間。
キスも今までとは違う。
何度も何度も角度を変えていつの間にか求めてる私。
苦しくなって、慎くんの肩を叩く。
あなた

っはぁ…

玄関の光だけ。


オレンジに灯された玄関。


慎くん、背が大きいから顔が陰になる。
長谷川慎
…行こ。
あなた

え?

長谷川慎
ベッド…
そう言われ、ハッとした。


慎くんが思ってること。


今からしようとしていること。


それと、私も慎くんと同じ気持ちなこと。
あなた

うん…

慎くんの手に引かれ、寝室に向かう。


私の心臓はバクバクと今までにないくらい音を立てて


止まらない。
何気ない寝室でも


特別となると私の寝室じゃなく見える。
ドアを開けて入ると


慎くんは私をベッドにゆっくりと寝転ばせて
軽く馬乗り。
慎くんの肘が私の顔の横にある。


すっごい、近距離。


やばい…


やばい…


この言葉しか出てこなくて
あなた

慎くんっ…やっぱ…

起き上がろうとする私を止めて
長谷川慎
…魅力…あるから。
あなた

えっ…?

長谷川慎
ありすぎて困ってるんだよ。僕。
あなた

…魅力?

長谷川慎
ごめん、僕、あなたのこと傷つけたくなくて
ずっとそういうのしてこなかった。
あなたが怖がるんじゃないかって思ったら
どうしても無理だった。
ごめん、と謝る。


なんで?


慎くんは謝らなくていいのに。
あなた

…魅力無いかと思ってた。

長谷川慎
…何言ってんの。
あなた

慎くん、もっと美人でスラッとしてて
胸も大きな人で面白くて優しい人がいいのかっ…!

涙を流すのを堪えてたら


慎が私の唇を奪う。
優しくて、溶けてしまいそう。
長谷川慎
…んな事思ったこと1度もねえっから。
あなた

ほんと?

長谷川慎
僕はあなたがいい。
私は嬉しくて嬉しくて何度も頷いた。
長谷川慎
今日は僕で満たされて欲しい。
あなた

…慎くん大好き。

反則…って照れて赤くなってた。


ま、言わないけど…

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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