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第49話

男だった
あなたside
あなた

ありがとう、慎くん。

長谷川慎
いえ、なら、また今度。
あなた

うん、またね。

最後まで慎くんを見送る。


なんか、慎くん様子変だったような。。


寂しそうな…感じ。
はぁ、今日は残念な日にしちゃった。


私のせいだ。


諦めきれないのがいけない。
私、どうすればいいのかな。
部屋の端っこで丸まって考える。
今考えているのは慎くんのこと。
思い切って、メールを打つ。


「 いつかご飯行こ 」


可愛く打てないし、素っ気ない文だけど


これが今の私。


失恋した私の心を徐々に埋めてくれようとしてくれてるのは


間違いなく慎くん。


先輩として奢ってあげなきゃ!


慎 「 え!!!いいんですか? 」


いかにも喜んでそうな!!!3個。


「 私が奢るから。 」


慎 「 それは悪いです 」


「 お礼だよ、今までの 」


慎 「 別にお礼させることなんてしてませんよ 」


はぁ、どこまで出来てんだこのいい男は。


「 いいの!私がそうしたいから。 」


慎 「 でも、 」


「 先輩としての命令よ! 」


慎 「 あなたさん先輩って思えません 」


こやつ、なかなか失礼なこと言うわ。


ちょっとだけ反抗してくる慎に笑顔。


「 生意気な後輩だこと 」


慎 「 どっちが先輩かわかんないっすね。 」


「 正真正銘私ですが? 」


慎 「 年齢はあなたさんかもしれませんが、精神年齢的には僕の方が上っすよ。」


ズバッと思っていたことを言われ、返す言葉を無くす。


画面には青い点滅があるだけ。


慎 「 あなたさん? 」


心配してるのか私の名前を送ってくる。
意地悪してやろ!


素っ気なく。


「 なに 」


慎 「 怒りました? 」


「 怒ってないよ 」


慎 「 さっきと違うのは気の所為ですか? 」


「 気の所為です 」


慎 「 絶対怒ってますやん、あなたさん。 」


不意に名前をぶち込んでくるから危ないじゃん!


もう…


「 私の機嫌直して? 」


慎 「 どうやって? 」


何してあげよ、


ん ~ 、結構ハードなもの…はっと。


「 キスしてよ 」


なんて軽はずみに思った言葉。


ただの欲求不満かよって…


慎 「 無理です 」


「 なんでよ 」


ちょっとだけ慎くんならしてくれそう、なんて思ってたから


反対されてちょっと驚いた。


慎 「 好きじゃない人とキスしても何も無いですよ 」


正論ぶち噛まされ、何も言えずまた青い光が点滅。


慎 「 それでもって言うなら僕は全然します 」


なんか、やっぱ慎くんには


私の本当の気持ちがまだ見えてるんだと気付かされた。


けど、、今はなんだか慎くんがよく感じて


「 慎くんがいいな 」


手が勝手に移動してた。


慎 「 本気ですか? 」


「 うん、本気。 」


本気…なのか…


でも本気でありたいと思っている。


慎 「 今から行きます 」
あなた

え、

予想外な発言に一人叫ぶ。


まって、私まだお風呂入ってないし、臭い。


って、何考えてんだ、ばかばか。
数分も経てばこのドキドキは最高潮に達して
ピーンポーン
あなた

は、はい…

宅急便
宅急便です…
あなた

え?

こんな時間もあるだとドアを開けると


勢いよくひかれて、またあの状態。
あなた

慎くん!?

長谷川慎
駄目ですよ、そんな簡単に出ちゃ…
あなた

え?

長谷川慎
世の中男はみんな狼。
こんな細い腕で抵抗出来ないですから。
私の腕を掴んだ。


じっと見ては逸らさない。一度も。
あなた

ま、慎…くん?

長谷川慎
今日はあなたさんが言ったんですから。
あなた

え?

長谷川慎
キスして欲しいんでしょ?俺に。
急に  俺  に変わってドキッとする。


慎くんが俺だなんて、かっこよすぎる。


ゆっくり私の部屋に入ってきて今は玄関の壁に と慎くんに挟まれてる。
あなた

でも、まって、

長谷川慎
何、俺の気だけ引いといて帰れですか?
あなた

いや、違うの、ほんとごめん、

長谷川慎
だから言ったでしょ。本気かって。
そうだ、
あなた

慎くんのことは私本気で好きになりたいの。

長谷川慎
え?
あなた

けど何かが邪魔して出来ない…

何か


なんてわかってる。


ひとつしかないんだもん。
長谷川慎
じゃ、その邪魔者
壁ドンされ、一気に慎くんと私の距離は縮まる。


そして、腰をグッとひかれて体も距離は縮まる。
長谷川慎
俺が今から忘れさせてあげる…
ニヤッと笑う慎くんの笑み。
ゆっくりと近づく慎くんの顔に躊躇はしなかった。


いわゆる、受け入れたのだ。
しかし、なかなか唇は重ならない。
パッと目を開けると真っ赤な顔をした慎が


口に手を当てて、キョロキョロしてる。
あなた

慎くん?

長谷川慎
あなたさんってほんと危ないわ…
あなた

え?

長谷川慎
僕、、今ので限界です…
バタッと座り込んで頭を抱える。


下を向いた時に見える少しの耳は真っ赤に染まっていた。
やばい、慎くんのさっきのすごく死にそうなくらい


































あなた

ドキドキした…

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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