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第68話

初喧嘩
壱馬side
何やらにやにやしながら入ってきた最年少。


長谷川慎。
川村壱馬
おはよ、慎。
長谷川慎
おはようございます!
川村壱馬
なに、なんかあった?
長谷川慎
なんもですよ?
顔に出てるからなぁ、


隠し通せない慎。
川村壱馬
顔に書いてあるよ?
いい事ありましたって。
長谷川慎
実は…
こうして話してくれる俺の大好き慎。
あなたと付き合ってより仲が増したかなって。


ちょっとあなたにも感謝。
川村壱馬
んで、今日も会うんや。
長谷川慎
そうなんですよ。
嬉しくて仕方ないみたい。
川村壱馬
頑張れよ。
なんて大人の方に持っていくけど
長谷川慎
え?
川村壱馬
何驚いてんの。一つや二つは済ましたでしょ?
半分冗談のつもりで言ったこと。


明らかな動揺をみせる慎に
川村壱馬
慎、お前、がちか。
長谷川慎
壱馬さん…
川村壱馬
はぁ、あなたも気になってんじゃないん?
長谷川慎
そうっすかね…
僕もちょっとは感じてたんですけど
あなた怖いかなって…
優しさが裏目に出た…か。
川村壱馬
そういうの感じてたら
いつまで経っても無理やで。
長谷川慎
はいっ。
すると、マネが呼んでみんなで移動。


目の前にはGENERATIONSさんが歩いていて


もちろん、その後ろにはあなたがいる。


当然、慎は気づいてるだろう。
長谷川慎
いた。
川村壱馬
早いな。
長谷川慎
一瞬っすよ。
好きな人見つけることなんか得意分野。


とか、言い張ってた翔平を思い出す。
俺も昔はそうだったのに。


いや、


今も。
"  好きな人  "  を見つけるのは得意分野だ。
そして、現場に入った。


慎と翔平で自販機に飲み物買いに行って俺は1人寂しく留守番。


連れて行ってくれても良かったやん。


1人心の中でつぶやく。
川村壱馬
あ、
ほら、すぐ。


見つけられたでしょ。


好きな人
あなた

え、はい?

川村壱馬
よっ
びっくりしたような顔。


変わらへんな、そう感じた。
俺の好きなまんま。
あなた

壱馬…

川村壱馬
久しぶり。
あなた

久しぶり!

やべぇ、慎来て欲しくない。


初めて思った。
川村壱馬
あんさ、
あなた

ん?

あああ、やばいかもしれない。


俺は…
気配を感じ、振り向くと
笑顔の翔平と真顔の慎。
あなた

あ!慎くん!

そういうとちょっとだけ微笑む。


単純…
浦川翔平
あなたちゃん、ちょっと壱馬さん借りるね!
あなた

え!いやいや、どぞ!

何故か翔平と慎に連れられてきた。
川村壱馬
なに?
浦川翔平
ほら、まこ。
無口で絶対話さないと思っていた慎が声を出す。
長谷川慎
取らないでくださいよ。
川村壱馬
え?
長谷川慎
壱馬さん、怖い。
川村壱馬
別に取る気なんかないで。
長谷川慎
仲良さそうに話してたじゃないですか!
僕がいない所で…
正直来ないでとは思ったけど


取ろうなんか、もっと思うわけない。


大切な後輩の彼女だろ。


俺そういう所大事に思ってるから。
けど、その時の俺の気持ちは変で何故か対抗して
川村壱馬
けど、1回も済ませてないただの優しい野郎だと取られるのも時間の問題だな。
すると、慎の顔はいっきに険悪モードに切り替わり
浦川翔平
壱馬さん!?
長谷川慎
…言われなくても分かってます。
彼女を傷つけたくなかったんで。
前の誰かみたいに悲しませないから。
じゃ


と、残してその部屋を出ていった。
川村壱馬
はぁ、
その場にあった椅子に腰掛けた。
浦川翔平
どしたんすか、壱馬さん。ムキになって。
川村壱馬
いや、わかんねぇ。
初めてだ。


慎と喧嘩したの。
わかんないわ、慎の機嫌の治し方。


うわっ、結構キツイかも。
浦川翔平
壱馬さん、自分が苦しいだけなのに。
そう呟いた翔平の言葉は今の俺には入ってこなかった。

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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