無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第28話

二度目
川村壱馬
最近、誘っても断られる…
長谷川慎
飲みにですか?
川村壱馬
うん。
長谷川慎
ははぁ…
あなたさん、相当ダメージ受けてるだろう…


だから、断る…?


ここは壱馬さんの見方もしたい!


けどあなたさんの見方も…
川村壱馬
お ~ い、何一人で争ってんの?
僕の目の前で手を広げ上下に動かす。
長谷川慎
いえっ、何も!
川村壱馬
ホンマにどうしたんやろ。
長谷川慎
仕事が忙しいのかもっ…
川村壱馬
ん ~ 、そうかぁ…
壱馬さん、もう葵さんと会うのはやめましょう!


そう言ってあげたい。


そうして、あなたさんとちゃんと向き合えば


あなたさんも気持ちを取り戻してくれる…はず。
けど、多分傷は残ったまんまなんだろう。
川村壱馬
慎 ~ !今日どうしたん?
長谷川慎
いや…
川村壱馬
熱でもあるん?
と面白半分で言ったつもりの壱馬さんが僕のおでこを


触った、
川村壱馬
え、ほんまにあるやん。
長谷川慎
え?
川村壱馬
慎、やばいやん。
長谷川慎
うそうそ!ないです!
明日からツアーなのにここでダウンしてる暇なんかない。
川村壱馬
でも、一旦…
長谷川慎
大丈夫です!
今、ハードな運動したんで多分それですよ!
川村壱馬
ほんまに大丈夫なん…?
長谷川慎
はい!じゃ、僕行きます!
お疲れ様でした。
パッと逃げてきた。


いやいや、熱なんかあるわけない。


あったら困る。
と、そおっと自分のおでこに手を近づけてみる。
長谷川慎
熱い…
ベンチプレスのやりすぎか…?


あ ~ 、僕そんなに体力なかった?
ぼーっと歩いていると
長谷川慎
あ、翔平さん!
自販機で飲み物を買う翔平さんを見つけて
手を振った。
浦川翔平
なんや、まこか ~ 。
長谷川慎
僕ですみませんでしたね。
浦川翔平
もっと綺麗な女の人かと思った。
長谷川慎
そんな人ここに居るわけな…
僕の口は塞がらない。
浦川翔平
…いた。
長谷川慎
ですね。
目の前でGENERATIONSさんと一緒に行動している


あなたさんの姿がある。
浦川翔平
まこ、運ある ~ !!!
長谷川慎
ちょっと…!声!
パッとあなたさんがこっちを見た。


やば。
一応頭を下げておいた。
するとあなたさんはニコッとして手を振ってきた。
長谷川慎
やば…
一気に上昇する体温。


さっきよりも…やば…
浦川翔平
まこっ…!?
意識ぶっ飛んだ。
.
…?
目を開けると白い天井。
僕…何して
あなた

大丈夫!?慎くん!

左から覗き込んできたあなたさん…


あなたさん!?
びっくりして跳ね起きた。
長谷川慎
なんで?
あなた

慎くん倒れたんだよ!

長谷川慎
倒れた?
あなた

相当な熱だったみたい。

ガチか…


今回の熱はすぐ治らせるつもりだったのに…
長谷川慎
すみませんでした…
迷惑かけて。
あなた

大丈夫。

後ろで冷えピタを構えるあなたさん。
長谷川慎
え、、僕それ嫌い…
あなた

嫌いじゃないの。貼るの。

長谷川慎
あなたさん…鬼…
あなた

なんですって ~ ?

長谷川慎
いやっ、天使です…
あなた

それもどうかと…

ちょっと頬が赤くなった。 


あなたさん可愛い。
油断した瞬間、あなたさんの冷えピタを持った手が


僕のおでこに直撃。
長谷川慎
うぅ…
あなた

よしっ、完璧。

長谷川慎
冷た…
でもなんだか気持ちい。
あなた

慎くん、まだ熱あるから寝てて?

長谷川慎
はい…
熱だって認めたら余計にえらくなるから本当は嫌だった。
明日までに完璧に治さないと…
あなた

前と一緒だね。

そう微笑む隣のあなたさんの笑顔を見ながら眠った。
その笑顔、壱馬さんにも見せてあげて欲しい。


ふと思った僕。


壱馬さんの悲しむ顔も見たくないし


あなたさんの悲しむ顔も見たくない。

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
恋愛の作品もっと見る
公式作品もっと見る