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第11話

天気予報
あなたside
今日はフリーで仕事のない休日。
家でまったりしてようかと思うが何かしたくなる。
ただ、ただ、リビングのソファに座って背もたれに頭を乗せる。
掃除?


ん ~ 、めんどくさいや。


模様替え?


したばっかだしなぁ。


いろいろ、考えついては反発する理由が出てくる。
あなた

買い物…か。

そうえばここ最近、出掛けてなかった。
服も買う時間が無く、困ってた。
そうと決めたには早く支度。
パジャマからお気に入りのワンピースに着替える。
落ち着いた雰囲気のワンピース。


紺色の花柄。


頭にはグレーのヘアバンドを付け、耳にピアス。
10分も経てば服も決まって次はおめかし。


女子は大変だよね。


一人で納得した時間。
出かけようとテレビを切ろうとした時。
アナウンサーさん
今日は雨が降る模様です。
傘を持ってお出かけください。
雨か?


降るの?


カーテンを開けると青く晴れていた。


とても、雨が降る様子ではない。
あなた

別に、いっか。

すぐ帰ってくるし。
部屋の戸締りをしっかりした。


いつも、壱馬から言われてる。


私は危ないだとか。


私だって、ちゃんと大人なのにそうやって子供扱い。


心配してくれてるのは分かってるんだけど…ね?


そんな所も好きなんだぁ。
玄関に飾る壱馬との写真を見て頬が緩む。
あなた

行ってきますっ。

鍵を閉めて、ショッピングモールに向かう。
.
いつも壱馬と出かけるショッピング。


一人でぎこちなかったけどまた違う楽しみ方が増えた。
あなた

疲れたぁ。

スタバに来て新作を飲んだ。


外を見ると雨。


げ、傘忘れた。


アナウンサーさん、的中してるし…
席についてぼおっとしてると、はや兄から電話。
小森隼
あなた!
あなた

何だ、はや兄…

小森隼
壱馬が倒れたって…!
あなた

小森隼
総合病院だって!
あなた

う、うん…!
ありがとう!

え…


壱馬が…?


倒れた?


訳わかんない。


頭が真っ白になった。
病院?


死んじゃダメだよ…!
荷物を手に、総合病院へと足を急がせる。
タクシーを捕まえた。


早く!と急ぐ気持ちは思い通りにいかず、渋滞にはまる。
なかなか進まず、私の焦りもピークに達し、
あなた

ここで大丈夫です!
ありがとうございました!

お金を払い、雨の中に出て走って病院に向かう。
雨の中、傘を刺さず走る人は滅多にいない。


いや、いなくて当然。


だから、歩行者からすごく視線が感じる。
そんなこと気にしてらんないよ!


とりあえず走ることに夢中になってやっと着いた病院を
あなた

あのっ…川村…壱馬…は…どこですか…

看護師
川村様ですと303号室ですよ。
あなた

ありがとうございます!

エレベーターを使わず階段で駆け上がる。
息が切れる。
壱馬っ…
303号室の部屋を目の前にドアを開けた。
そこにはベッドで眠る壱馬。


と…
あなた

慎くん…

長谷川慎
え!あなたさん!?
驚いた顔をする慎くん。
あなた

壱馬は…?大丈夫なの?

近寄って壱馬を見る。
長谷川慎
壱馬さん、疲労が溜まってたらしいです。
あなた

疲れてたの…

長谷川慎
撮影虫、雨降ってきてそれで余計に…
あなた

…死なないよね?

長谷川慎
大丈夫ですよ。
そういう慎くんの少し微笑んだ笑顔が私を安心させる。


慎くんも嬉しそう。
急に力が抜けてその場で座り込む。
長谷川慎
あなたさん!?
あなた

大丈夫、ごめん。
安心したら力が抜けて…

長谷川慎
そうだすよね、
あ、壱馬さん明日には退院らしいです。
あなた

よかった…
でも、仕事は控えさせなきゃ…

長谷川慎
壱馬さん、言うこと聞いてくださいよ?
眠る壱馬に話しかけ、笑う。


その横顔に2度目か、見とれてしまう。
長谷川慎
てか、あなたさん濡れてる。
あなた

あ ~ 、雨の中…走ってきたの。笑

長谷川慎
走って!?
あなた

タクシー渋滞にはまっちゃって…

長谷川慎
これ、着てください。
手渡された慎くんのジージャン。
あなた

え、悪いよ。

長谷川慎
風邪ひかれちゃ困ります。
二人とも風邪引けないですよ。
まぁ、確かに…
あなた

なら、ありがとう。

長谷川慎
お構いなく。
自分の椅子に戻っていく慎くん。


壱馬が好きなんだろう。


ずっと心配して、いつ目を覚ますのかソワソワしてる。
あなた

ふふっ、

長谷川慎
どうか…しました?
あなた

ううん、いや、そのね?
慎くん、壱馬の事相当好きだなぁって。

長谷川慎
え!!好きっていうか…まぁ、好きっすねぇ。
あなた

だよね。

それから、慎くんの話していくうちに仲良くなって
看護師
そろそろ面会の時間が終了します…
あなた

え、もうそんな時間。

長谷川慎
あなたさん、帰りましょ。
僕、送ってきます。
あなた

え!悪い悪い!
何から何まで…

長谷川慎
いいんですよ。僕が送りたいんで。
あなた

…そう?

長谷川慎
それに、こんな時間に
一人で帰らせる方も男としてどうかと。
あなた

大丈夫なのに ~ 、

長谷川慎
はい、行きますよ。
壱馬に慎くんは  また来るね  と伝え私と一緒に下に降りた。
雨が降る夜街。
あなた

傘、忘れた…

長谷川慎
僕の使います?
1本…、


2人で…?


まじか。

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お れ お
お れ お
おれお、頑張ってきます。
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